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面倒な人たちに囲まれて。  作者: 枯木榑葉
第二章 ~明るいけど実は××××だった幼馴染みに囲まれて。~
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人物紹介3 Aさんとは。

○紫蘭 健介(しらん けんすけ) 



主人公からの通称はAさん。

高校3年生。主人公たちの幼馴染み。

主人公の兄のクラスメートでもある。


性格は明るい。クラスのムードメーカー的存在。

言動が少し子供っぽく年下みたい。

祝い事が好き過ぎて、よく何かしらトラブルを作り出す。


面倒見はよく、また責任感は強い。

何かを行う時はちゃんと最後まで面倒を見る。

そのため、生徒会長によく選ばれる。

健介も自分の好きなように祝い事を起こせるので喜んで引き受ける。

そして、その度に、主人公を毎回、副生徒会長に任命しようとする。

そして、その度に主人公からは拒否される。

主人公にその意志がないので副生徒会長になることは免れてきたが、結局健介の面倒を押し付けられるので実質的には免れていない。



と、いうのが友人、那谷夜なたやの話を聞く前の性格。

那谷夜の話と、B先輩の策略により、新しい性格が開花。

主人公にとっては全く持って嬉しくないヤンデレ属性が地の果てよりコンニチハ。

一応、B先輩から自分のやるべきことを教えられ、少しは感謝をしている。

が、しかし、主人公との物理的にも、精神的にも、距離が近すぎるのでB先輩のことは嫌い、というよりムカつく。


主人公の誕生日の放課後、主人公に即効性の薬を飲ませた。

その後、主人公がどうなったのかは定かではない。




家族構成は、祖父、父、母、一つ年上の兄、という5人家族。

祖父は大病院の院長、父は医者、母は看護士、兄は今医学部で勉強中、という医学家族。

健介と兄では健介の方が優秀で、兄派と健介派というように派党ができていたが、兄が長男なので祖父の跡を継ぎ、健介は大病院の配下の病院で働こうと思っていた。

しかし、ヤンデレに花開いたことで、融通が利くという理由から、一晩で兄の派党を叩きのめし兄を跡継ぎの座から引きずり下ろし、跡継ぎは健介になるようにした。



健介と主人公たちは健介たちが小学一年生の時からの付き合いである。

当時から祝い事が好きで、毎日祝っていることは当たり前。むしろ一日に5、6回は催し物をだしていた。

主人公の兄は祝い事の話になるとすぐに姿をくらませ、天羽は無難に(?)言葉で丸め込み拒否。

主人公だけが、断りきれずすべてに巻き込まれた。皆勤賞である。

そのため、主人公は健介の保護者ポジション。

ちなみに、主人公が拒否できるようになったのはつい最近である。



健介もモテるのだが、主人公の立ち位置を理解されているので、健介関連の女性関係で主人公が呼び出されることはない。

健介関係の厄介ごとで呼び出されることはあるが。





ココでも、質問コーナー!

――あの人のことどう思う?――




―主人公の兄―

女子にいとってはわりと良物件の方だと思う。

でも容姿も成績も完璧なのに俺様なのが玉に傷だな。で、シスコンなのがもっと傷だ。

それから、こいつのシスコンぶりには脱帽状態だ。ここまでシスコンなのはもういっそ清々しいくらいだな。うん、もういいと思うぞ。そのまま突っ走れ。いけるところまで。応援するから。まあ、でも、妹は渡さないけど。




―B先輩―

面白いやつ。遊び人。女泣かせ。いけ好かない。ムカつく。

あれ? いいところが一つしか出てこなかったな。しかも、それを思っていたのは俺が花開く前の話だ。

今は、面白いやつ、というよりも油断ならないやつ、という感じだな。

まあ、つまり、はっきり言うと最低なやつということだ。




―C君―

かわいいと思う。妹には負けるけどな。

そうだな小動物だな。例えるなら、ウサギ、かな。

あいつを見ていると、なでなでしたくなる時がある。それを我慢するのは大変だ。




―天羽―

あいつを初めて見た時は天使が舞い降りてきたのかと思った。いや、マジで。

それぐらい人間離れした顔の構造をしているんだ。

今は、成長して男らしさも出てきてて最強だな。あいつに敵うやつはいないと思う。てか、いたら見てみたい。誰か勝てる自信のあるやつを知っている人がいたら連れてこい。審査してやる。

あいつは、もう人間じゃないと思う。神様だな。うん、そう考えないと納得できない。




―最後に主人公にどうぞ―

お前の望みは出来るだけ叶えるから。

今と変わらない愛をこれからずっとお前に捧げるから。

だから……。だから、俺から離れていかないで……?

――いや、違うな。もう、お前を離してやれる気がしない。

これから、一生、一緒だ。

俺から逃げようなんて思うなよ。お前が逃げたら、俺は、お前を傷つけない自信がない。

……ごめんな? 俺は狂ってる。その自覚があるのに、俺は俺を止められないんだ。


ごめん、……好きだ。



―……ありがとうございました―

これで、第二章も終了です。

おつかれさまでした。読んでくださり、ありがとうございました!!


次回、三章突入です。次は誰でしょうね!

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