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面倒な人たちに囲まれて。  作者: 枯木榑葉
第一章 ~真面目で天然たらし(?)のクラスメートに囲まれて。~
10/36

人物紹介2 C君とは。

ただの設定です。

読まなくても、何も問題はありません。

○梔子 大樹(くちなし たいき)


主人公からの通称はC君。

高校2年生。主人公と主人公の弟、天羽のクラスメート。

天羽とB先輩と同じ部活。

性格は真面目。顔は中性的で可愛らしい。皆のマスコットのような存在。

人畜無害の愛嬌動物とも言われている。

天然たらし。しかし、本人に自覚はない。

先輩に対して強く出れないず、いろいろと押し付けられたりしている。

その度に、主人公を巻き込み主人公からは少しは迷惑がられている。






と、言うのが表の顔。

実際は策士で、腹黒い。

表の顔は、主人公の兄を油断させるための演技。

無駄に演技力が高いため、今まで、本性がバレたことはない。



両親は大樹が生まれる前に離婚。

父親は歴史ある名家の当主。

赤ちゃんを、身籠っていたことを離婚してから発覚。

母親は離婚に反対していたので、大樹を優秀に育てて離婚したことを後悔させようと、まだ幼い大樹に何にたいしても一番になるように育てた。

それに対して、余裕で達成できていたので、小学4年生では高校の問題を、小学校を卒業する頃には大学の問題を解いていた。

その為、テストは全て満点の学年1位。ちなみに、この連続記録は高校2年になった今でも記録更新中。



おかげで、小学4年生の頃にはすっかり人生にうんざり。

人生ってつまんねーとか思ってた。てか、実際に言っていた。小学4年生で生意気な!


……全国の小学4年生の皆様すみません。別に、あなた方を下劣に扱っているわけではありません。





主人公を、10歳のときにケーキ屋で見かけている。


どうでもいいが、あの日、母親の機嫌が良かったのは、離婚した父親から再婚しようと持ち掛けられたから。その後、再婚し、今は大樹には11才年下の妹と12才年下の弟がいる。


話は戻り、ケーキ屋で、主人公から会話を盗み聞きされ、――主人公は聞こえてきただけだと主張――その内容について天羽と会話していたことを、今度は逆に盗み聞きをしていた。

そのときの、主人公の何気ない言葉が大樹の欲しかった言葉のドストライクだった。

それから、主人公について調べた。


主人公のことを調べ尽くすと、今度は今何をしているのかさえ知りたくなり、ストーカーに。

ストーキングはもちろんのこと、盗聴とかもしています。犯罪です。皆さんは、しないようにしましょう。


主人公の兄が主人公によってくる害虫を片っ端から駆除しているのを知り、自分も駆除されないように心がけた。て、ことで、嘘で塗り固められた表の顔が、かぁーんせぇー!! ヒューヒュー、パフパフパフッ!

主人公のために、ほぼ真反対の性格を7年間演じきっているなんてすさまじい執着振りですね!!

もう、怖すぎて感動すら感じてしまいます!




高校は、主人公が進学する高校を調べて主人公が受ける全ての高校を受験。

見事、受験したすべての高校に合格。

まあ、余裕だね。とか、ほざいてた。

そこの高校に落ちた人に謝れ下道。

だから、主人公と同じ高校に必ずいける。

ちなみに、主人公は第1志望校に合格しました。



高校に入ってからは、天羽と仲良くなろうと、天羽と同じ部活に入った。

まずは、周りから固めていこうとした。

気づいたときには、もう遅いとか怖すぎます。


天羽に、主人公に合わせてもらえるように遠巻きに主張するも玉砕。

それでも、めげずに交渉を続けた。


その必死な願いが通じたのか、主人公が神様から見放されたのか、高校2年では主人公と同じクラスに。ついでに、天羽もいます。


同じクラスになってからは主人公に構い倒した。

おかげで、少しうざがられている。


兄にマークされないように行動しているため、人畜無害の愛嬌動物でアピール中。

しかし、まったく相手にされない。

自分は相手にされないのに、B先輩ばかり相手にされていてB先輩が嫌い。

B先輩とばっちり!!


でも、主人公の嬌声が聞けるので少しは感謝している。だけど、自分で主人公に出させたいなので、やっぱり、B先輩が嫌い。






突然ですが、質問コーナー! 

―あの人のことどう思う?―


―主人公の兄―

俺様で主人公を守るナイトって感じかな? 彼女に変なムシが着かないように行動してくれていたのは感謝しないとかな。でも、顔は良いのに性格に難ありって、ちょっと、惜しいよね。



―A君―

愛すべき馬鹿。無駄に明るい人で何もないのに祝おうとかしないでほしいね。でも、何か裏がありそうかな。俺と同じ臭いがするんだ。


―B先輩―

ムカつく。以上!

え? ダメ? そっか……。

んー、性格悪いよね、あの人。

腹黒さは俺と同等か、それ以上かな。

ドSで腹黒、加えて鬼畜だなんて人として最低だよね。消えればいいのに。



―ついでに、天羽―

天羽、ね。いい子だよ? 顔とか神秘的なんだよね。頭も、俺と同列でいつも学年1位なんだ。だから、いつも学年2位がいないんだよ。3位から次は始まるんだ。性格もいいし、運動も出来るよ。いつも、スケットに駆り出されてるし。唯一のマイナスはシスコン、と言いたいところだけど、そこも萌えるとかで、加算されてるんだ。不可を可に変えるなんて凄いなぁー。



―最後に主人公に何かどうぞ―

ふふふ、今までずっと我慢してたんだよ?

でも、もう我慢しなくていよね。

これから、ずっと一緒だよ?

ずっと、ずぅーと、ね……?

もう、離さないから。

早く俺のこと好きになって?

……愛してる…。



―あ、ありがとうございました。……なにこの人、こわっ!―


ふふふ、声に出てるよ?


―すみませんでしたああああぁぁぁぁ!!―

  

これで、1章はすべて終了です。

お疲れさまでした。

これからは、第2章に突入です!!

よろしくお願いします!!

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