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しあわせ

作者: 秋葉竹


 


夢ふたつ

困ったものです

選べない


ひらかれた世界は

ありがたいと想う

たとえば自由だし

たとえば平和だし

たとえばしあわせだし

たとえばこのままでいいと

想えるし

だれに感謝をすればいいのか

わからないけれど

ほんとうに

ありがたいことだと想うよ


暗い映画やドラマをみるのは

あまり好きじゃない

なんだか

とてもとても辛くなってくるから

そんな風じゃなくてよかった

って想うのも

なにかが違うと想うし

なんだか悪いと想うし


こんな波風も立たない

しあわせな世界に生きているのが

すこしやましくて

だからちょっと弱いのかなぁとか

想ってしまうし


怖い映画やドラマをみるのは

あまり好きじゃない

悪人の話とか

人の心の闇の話とか

じぶんの心の奥底にも

そんな醜い鬼みたいな

ドロドロとした恐怖の塊を

自覚してしまう気がして

そんなもの

これっぽっちもみたくもないのに



夢ふたつ

だけをみつめて生きてゆく

こころをやさしく騙してもいい



でも

怖い話の話ですけど

ホラーはなぜか好きなんですよ









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