アルカリム・フォン・シュバルツ ~創造魔法で異世界の領地を豊かにする方法~
俺の名前は藤堂伊織日本に住む冴えない陰キャの高校生だった。
ここはどこだ?真っ白な空間だが不思議と心地よい。そんなことを考えていると後ろから声がした。
「申し訳ございません。」
そう声がした方向を振り向くとそこにはとても美人な女性が深深と頭を下げていた。
「すいません。なにを謝っているかも分からない状態でしてよろしければ現状を教えていただけないでしょうか?」
そう俺が応えるとその女性は現在の状況について話し始めた
「申し遅れました。私はこの空間の管理をしております。女神のルナと申します。東堂様は私と私の妹の喧嘩に巻き込まれ死んでしまったのです。本来なら死ぬはずがなかった人間を殺してしまいそのままというわけにはいかずこうして天界の私の空間に魂を呼び寄せたのです。」
その女性もとい女神ルナは現状を語ってくれた。
「なるほど。私は死んだのですね。悪気があったわけじゃなさそうだしそういう事ならしかたありません。もう大丈夫ですので。それに別に日本に未練があるとかそういうのも全くありませんし。」
そういうと
「東堂様もしよろしければ私が作った世界に転生させていただけないでしょうか?そこで自由気ままに東堂様の思うように過ごしていただければと思っております。なにか使命とかそう居たこともありませんので。いかがでしょうか?」
「分かりました。それではお願いします。ただ、ひとつ聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
「はい。なんなりとおっしゃってください。」
「あの、さっき妹さんとの喧嘩に巻き込まれたと言っていましたがどんな感じの喧嘩だったのか教えてもらえませんか?」
俺は少し興味本意で聞いてみた。
「わかりました。お話しさせていただきますね。まず私たち姉妹はこの世界を管理する神なのですが私たちは仲が良い方ではないのです。どちらかと言うと仲が悪い方でいつも言い合いをしているのです。そして今回の喧嘩の原因はその喧嘩の中で私がうっかり東堂さんの世界を管理している神のことを口にしてしまったのです。それを妹が聞いたらしくてこんなことになってしまったのです。本当に申し訳ございませんでした。」
そういうことだったんだな。まぁ俺が死んだ理由なんてどうでもいいや。それより異世界転生楽しみだな!
「東堂様なにか欲しいスキルなどありませんでしょうか?私にできることならなんなりと」
「うーん…。そうだな。俺の考えているものやスキルを作れるとか?」
「そんなことでよろしいのですか?それでしたら大丈夫でございます。ただし人や動物を作ることは出来ませんが。それと今回は私達のミスでご迷惑をおかけしたのにこんなことを言うのもあれなんですが、転生者というのは秘密でお願いできますか?」
「全然かまわないですよ!それにそんなこと言って注目を浴びるのもいやだし言うつもりもなかったよ。」
「ありがとうございます!」
「あと、できれば容姿を変えられるようにしてもらえるとありがたいかな。できるだけ目立たないようにしたいからさ。」
「目立たないという意味であれば赤子か に転生するのはいかがでしょうか?それなら成長していく上で家族や両親からも常識を学ぶことも出来ますし」
「じゃあそれでお願いします。」
「では東堂様あなたはとある国の貴族の長男として転生させていただきます。今度は幸せな人生をおくれることを願っております。」
そうするとルナは魔法陣のようなものを出してきた。
「これであなたの魂は肉体へと転送されていきます。また会える日が来ることを心待ちにしております。」
「ああ、よろしく頼む。」
こうして俺は新たな人生を歩むことになった。
「おぎゃーおぎゃー」
「アンナよくやったぞ。元気な男の子だ。」
「あなた。本当に良かった。可愛い私の坊や。さぁこっちへいらっしゃい。」
父親らしき人物から母親に手渡された俺は母に抱かれながら母乳を飲みその後疲れ果てて寝てしまった。
第2の人生が始まって2ヶ月がたった
女神からはスキルを授けてもらったがどうやって使うのだろうか??
そんな事を考えていると奥の扉がゆっくりと開き俺に話しかける
「あら?もう起きちゃったの??可愛い寝顔を見に来たのに…」
そういってほっぺを膨らましている。
まだ20代前半といったところだろうかとても若々しく美しい女性スタイルも抜群である。
「さぁアルちゃんおっぱいの時間でちゅよー」
そういうと母は俺を抱き抱え自分の胸へと俺を誘う。
前世ではついぞ1回もそんな経験はなかったがやはり母親だからだろう全くそんな気が起こる気配すら感じなかった。それどころかおっぱいうめぇ〜の方が勝っていた。
その後はスキルや魔法を使う手がかりもなくおっぱいを飲んで寝て起きて繰り返し、月日は流れおれは2歳なった。
うーん…。転生してから1回も魔法とか見てないけどこの世界本当に使えるんだろうな??とりあえずげーむっぽいこといってみるか?そんなことを考えながら
「すてーたちゅ、おぷん」
そう唱えるとなんかでた!
そこには
ステータス
名前 :アルカリム・フォン・シュバルツ
レベル :1
体力 :1000/1000
魔力 :40000/40000
防御 :8000
攻撃力 :20000
素早さ :2500
知力 :6000
所持スキル
隠蔽S 鑑定S 収納S 算術S 格闘S
成長速度倍化
固有魔法:創造魔法
※生物以外のありとあらゆる事を思考する事でその事象を具現化させることが出来る。
なんかお願いしてないのまでいろいろあるな??どういうことだ??
とりあえずこの数値がどんなものか分からないから隠蔽で体力以外全部1にしてスキルとか他諸々は消しておこう。
そんなことをしていると
「アルくんーお昼ご飯できたわよ」
母が俺を呼びに来た。
「あーい。」
そう応答して俺は母と一緒に食堂に向かった。
お昼を食べながら周りにいるメイドたちを鑑定してみた。
ふーぅ改ざんしておいて正解だ。
みんな基本ステータス100ぐらいなんだけど!俺のステータス異常じゃないか!一生隠蔽しとこう。誰にもバレないように。
そして4歳になった頃俺には妹ができた。名前はアイリ母親に似てとても美人な妹だ。将来は引っ張りだこだな
この頃から俺は少しずつ魔法について調べることにした。
ふむふむ魔法はあるみたいだな。
俺の家は貴族だけど田舎貴族領土もそれほど発展していないし、生活も裕福では無い父や母に恩返しするために俺ができることはなにか無いかなー?
前世の記憶を活かして
そんな事を考えていると窓から領民の働く姿が見えた。
俺は急いで外に出てその様子を伺っていた。
「今年も不作だなー」
「これじゃあ領主様に収める分だけで俺らの食うもんなくなっちまうぜ」
「昔はあんなに豊作だったのになんでこんなになっちまったんだろうなー」
そんな話が聞こえてきた。
畑の土は硬く、あまりいい土壌には見えない。
ん?まてよ?これだ!
鑑定魔法で原因を調べて創造魔法で肥料を作り出し土壌を改善する!
食を整えれば領民の暮らしも豊かになるはずに違いない!!
そうして領地土壌改善計画を立てるのだった。
そしてその日の夜みなが寝静まった頃俺は窓から抜け出しの土壌の改善に取り組んだ。
今日はこんなところか時刻は既に朝4時を回っている。作業を終了し静かに家に帰って寝たのであった。
次の日朝母に起こされたが眠過ぎて2度寝してしまった。そんな中領内は慌ただしかった。
「領主様大変だ。畑の土が荒らされてる。」
「なに?それで作物は大丈夫なのか?」
「それが大丈夫もなにも昨日までとは大違い荒らされたところだけすげー成長してんだ。」
「一体どうなってんだか…さっぱりだ。」
領内では土荒らし様と崇められていたのだがそれを知る由もなかった。
その夜夕食を食べ終わり、皆が寝静まった頃おれは土壌改善計画の続きをし、その日のうちに領内の全ての畑の土壌改善が終了した。
その足で家に帰ると鬼の形相の母親が俺の部屋で待っていた。
「どういうことか説明できるわよね?アル?こんな時間に一体どこに行っていたの?まさか逢い引きじゃないわよね??お母さんはそんなこと許しませんからね?アルには私がいい子を紹介するって事は前から決めているの!」
母のマシンガンのように放たれた大声が家中に響き渡り父親もメイドたちも何事かとおれの部屋に集まってくる。
「なにかあったのか??アンナ」
「アルがこんな時間に家を抜け出して誰かと会っていたっぽいのよ」
「なんだと?どういう事なんだアル??」
とりあえずこの数値がどんなものか分からないから隠蔽で体力以外全部1にしてスキルとか他諸々は消しておこう。
そんなことをしていると
「アルくんーお昼ご飯できたわよ」
母が俺を呼びに来た。
「あーい。」
そう応答して俺は母と一緒に食堂に向かった。
お昼を食べながら周りにいるメイドたちを鑑定してみた。
ふーぅ改ざんしておいて正解だ。
みんな基本ステータス100ぐらいなんだけど!俺のステータス異常じゃないか!一生隠蔽しとこう。誰にもバレないように。
そして4歳になった頃俺には妹ができた。名前はアイリ母親に似てとても美人な妹だ。将来は引っ張りだこだな
この頃から俺は少しずつ魔法について調べることにした。
ふむふむ魔法はあるみたいだな。
俺の家は貴族だけど田舎貴族領土もそれほど発展していないし、生活も裕福では無い父や母に恩返しするために俺ができることはなにか無いかなー?
前世の記憶を活かして
そんな事を考えていると窓から領民の働く姿が見えた。
俺は急いで外に出てその様子を伺っていた。
「今年も不作だなー」
「これじゃあ領主様に収める分だけで俺らの食うもんなくなっちまうぜ」
「昔はあんなに豊作だったのになんでこんなになっちまったんだろうなー」
そんな話が聞こえてきた。
畑の土は硬く、あまりいい土壌には見えない。
ん?まてよ?これだ!
鑑定魔法で原因を調べて創造魔法で肥料を作り出し土壌を改善する!
食を整えれば領民の暮らしも豊かになるはずに違いない!!
そうして領地土壌改善計画を立てるのだった。
そしてその日の夜みなが寝静まった頃俺は窓から抜け出しの土壌の改善に取り組んだ。
今日はこんなところか時刻は既に朝4時を回っている。作業を終了し静かに家に帰って寝たのであった。
次の日朝母に起こされたが眠過ぎて2度寝してしまった。そんな中領内は慌ただしかった。
「領主様大変だ。畑の土が荒らされてる。」
「なに?それで作物は大丈夫なのか?」
「それが大丈夫もなにも昨日までとは大違い荒らされたところだけすげー成長してんだ。」
「一体どうなってんだか…さっぱりだ。」
領内では土荒らし様と崇められていたのだがそれを知る由もなかった。
その夜夕食を食べ終わり、皆が寝静まった頃おれは土壌改善計画の続きをし、その日のうちに領内の全ての畑の土壌改善が終了した。
その足で家に帰ると鬼の形相の母親が俺の部屋で待っていた。
「どういうことか説明できるわよね?アル?こんな時間に一体どこに行っていたの?まさか逢い引きじゃないわよね??お母さんはそんなこと許しませんからね?アルには私がいい子を紹介するって事は前から決めているの!」
母のマシンガンのように放たれた大声が家中に響き渡り父親もメイドたちも何事かとおれの部屋に集まってくる。
「なにかあったのか??アンナ」
「アルがこんな時間に家を抜け出して誰かと会っていたっぽいのよ」
「なんだと?どういう事なんだアル??」
「ん?なに?もう終わったというのか?早すぎはしないか?ではどんなおんボロ小屋ができたか見に行ってみようじゃないか!アンナ、アンナ!も一緒見に行くかい?」
「えーそうね。アルがどんなお家を作ったか見てみたいわ。アイリも行くわよね?」
「お兄様の作ったお家アイリもみたーい」
「ではご案内致しましょう。」
そういって俺は皆を案内するが家の前に来た途端父上も母上も歩みを停めた
「アル本当にお前がこれを作ったのか…なんてやつだたった3日で」
父は呆れて呆然と立ち尽くすのみで母はものすごく褒めてくれた。
早速この家に住んでもらう方を選定し移り住んでもらっている間に次の家の改修を始める。その作業も3日で終わり報告書を作りあとは父に丸投げした。