プロローグ
怪談、ホラーに出来ませんでした。推理物にしか出来ませんでした。
企画キーワードは登録しておりません。
なんだよ、今日はここで遊んじゃ駄目って言われてるじゃないかよ……でかくれんぼかよ、せめて他のことにしようよ……ほ~ら、Bの奴、ぼくに鬼を押しつけやがった。みんなも賛成すんなよ、いっつもぼくに面倒なこと押しつけるんじゃないかよ。
え?あそこからあそこからあそこまでって、どんだけ広いんだよ!見つけられねえよ!
わかったよ!やるよ!やればいいんだろ!
え?五十まで?
はいはい。いーち、にー、さーん、しーい、ごー、……よんじゅうはーち、よんじゅうきゅう、ごじゅう!
もーいーかい!
(もーいーよ)
声が遠いなぁ。見つけなきゃいけないのかよ。
Aの奴、真っ先に走ってったよな、どこまで行ったんだろ。
やっぱ遠いな。他の奴らは全然違う方に走ってったし。 あの木まで、まだあるのか?
……なんだ?あんな服着てた奴、いないぞ?誰だろ。どっかで見た服だけど、どこでだっけ。
……思い出した!鬼が着てる服だ!
え?じゃ鬼役の人がいるの?まさか。大人はもう仕事に戻っているはずだ。じゃひょっとして、鬼?本当にいるの?
こっちに気づいてないかな、ちょっと距離あるし。どんどん進むな、あぁ、まだかくれんぼの決めた場所の中か、もう少し行こう……
あ、こんなところに穴がある。誰か来てるのか?何の穴だろう……うっ!
ぐぁ!う゛、んー!