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宵の街  作者: 七草(不治の厨二病患者)
プロローグ
1/5

白月唯という人間

初投稿です。七草と申します。

とてつもない厨二病患者なので妄想いっぱい!書きたいものを書くつもりでやっていきます(笑)

妄想全開!厨二全開!でやっていきますので何卒暖かい目でご覧下さい。

私がこの世に生を受けたのは、今から16年前だ。


母は喜び、兄も「妹が出来た」と喜んでいたようだが、父の事は知らない。

私が生まれたのは由緒正しいという『白月家しらつきけ』(その実古くはこの一帯の地主で商家でもあり、戦争もしぶとく生き残った)だった。

父は仕事に追われていて、尚且つ既に跡取りの息子は産まれているわけで…私は当然、期待などされなかった。

それどころか、母や兄、使用人の方々以外からは気味悪がられていた。

それも当然、私は髪が白く、肌も髪と同じぐらい透明で、目が血の様に紅く、犬歯が鋭く…まるで、御伽噺の吸血鬼の様に気味が悪く、悪い意味で人間離れしていた


それ故に、小学校や中学ではイジメを受けたりもした。私に無関心な父親は特に何かをするわけでもなかった。ただ、兄や母、使用人の人達に心配させまいと、あえて黙っていた。

それを格好の標的とみたか、つまらないとみたか、1部の子達からのイジメは無くなったが、1部の子達からのイジメはエスカレートした。


ただ、私はそれも仕方ないと思った。なにせ、自分でも気味が悪い見た目だと思われても仕方ないと思う他なかった。

母はそんな私をみかねて何度も「ごめんね」と泣きながら謝り、私を抱き締めたこともあった。何を謝っているのか、理解は出来たが、謝る理由がわからなかった。

それ以降私は、無機質に、無感情に、その子達のイジメを甘んじて受け止め続けた。

何度か、金を要求されたり、性的なイジメをうけそうになった事もあるが、全て無視し、跳ね除けた。


そんな生活が9年続いた。代わり映えのない…いや、変わろうとすらしなかった。それが白月唯しらつきゆいの15年であった。


そして、迎えた16年目の春。

春と言うにはまだ肌寒く、草花は未だに土の中で眠っている。

私は、地元の駅から少し遠い、電車で10分程の大都会というには仰々しいが、それでも十分都会と呼べる土地にある高校に進学した。


代わり映えのない…変わろうともしない、そんな生活が続くと思いながらも…もっとも、期待はしないが、悲嘆もしないのだが…

そんな無機質でおよそ人間らしさとは皆無の生活は…今この瞬間から…シャボン玉のように弾け飛んだと言えるだろう…

所々文法下手になってるかもしれないですが気にしないで下さい!

主は義務教育を受けたけど忘れただけなので!

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