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ワールド・オブ・ザ・デスゲーム  作者: 悠城 拓
第1章 「全ての始まり『エイガルド編』」
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模擬戦—1

 攻略隊の募集受付をした俺たちは摸擬戦の説明を受けるため、マコちゃんーー『筋肉ダルマ(乙女)』がいるギルドへと足を運んでいる。また、ギルドに出向いた瞬間カズが犠牲になったのは今更のことだ。


 摸擬戦の内容は先ず一戦目に自分と同じ戦型を持った相手に対し、どのように判断し、対処するかを確認するため、自身のクラスと同じクラスに所属する攻略隊メンバーと戦い、勝敗をつける。


 次に二戦目は自分のクラスに対して不利な戦型を持った相手に対して、どのような判断、対処をするか確認するため自身のクラスにとって苦手なクラスに所属する攻略隊メンバーと戦い、勝敗をつける。


 そして三戦目はチームワーク、状況判断を見分けるために予めギルド長であるマコと攻略隊のソウジとサクラが思案し、構成された2人1組で攻略隊メンバーと戦い勝敗をつける。


 また、基本的には2勝と言われており、仮に全敗したとしても攻略隊のメンバーから見込みがあると判断された場合は勝敗に限らず攻略隊に参加できることがある。


 しかし、神官そして魔法使いは個人戦闘には先ず向いていないのでレアクラスである銃剣士、アルケミスト、ビーストテイマーのいずれかと2人1組を組み、攻略隊のソウジ、サクラ、 そして魔法支援部隊のアキラの3人と戦い、勝敗をつける。これも例え全敗しても見込みがあると判断されれば攻略隊には参加できる。


 最後にスケジュールだが全ての戦闘を2日間ずつ行い、最後に残った神官、魔法使い、銃剣士、アルケミスト、ビーストテイマーの摸擬戦は最終日の1日だけで行うこととなっている。


 クラスによって摸擬戦を行う場所は分けられており、騎士やガーディアンなどの戦闘職はギルドの裏にある訓練場でギルド職員の指示によって行われ、ハンターは魔物の出現が少ない近くの森林で騎士やガーディアン同様、ギルド職員の指示によって行われる。


 それ以外のクラスの人たちは自分の出番になるまでおのおの待機だ。


「まずは俺たちか」


 タイセイは少し緊張した物言いでギルドの裏にある訓練場に向かう。皆、装備は通常で唯一違うのは真剣ではなく自分の使っている武器と同じ形の木刀を使ってやるということだった。


「じゃあ私も行くか」


 アカネもギルド職員の集合の合図を聞き、ギルドとは離れた場所に向かう。


「アカネちゃん頑張って!」


 サキはアカネに向かってそう叫び、続いてマシルや俺たちも声援を送った。


「ユウキ、俺たちはタイセイとカズの摸擬戦を見に行こうぜ」


 タイセイとアカネを見届けた後、ハヤトは俺にそう言ってきた。俺も特にやることはないし、暇なのでハヤトに着いて行くことにした。


「私たちはアカネちゃんを応援しに行ってくるね」


「じゃあ終わったら各自解散でいいか」


 ハヤトの言葉に2人は同意すると、駆け足でハンターが集まっている森の近くに行ってしまった。


「じゃあ俺たちも行くか」


 俺は一言「あぁ、そうだな」とだけ返し、ハヤトとともに訓練場に向かって歩き出した。

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