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ワールド・オブ・ザ・デスゲーム  作者: 悠城 拓
第1章 「全ての始まり『エイガルド編』」
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攻略隊の帰還と勧誘—12

「だが、すぐにダンジョン攻略を再会するわけじゃないさ。なんせ人手と物資が全く足りないからな」


 ソウジは陽気な口調でそう答えるが、その言葉に疑問を持ったのかカズが質問を口にする。


「……物資は何とかなるとして問題は人手か。それはどうするんだ?」


 ソウジはカズの質問を聞き、よくぞ聞いてくれたとでも言いたそうな表情を浮かべる。そしてある言葉を発した。しかし、そのソウジの言葉を聞いたカズたちだけでなく、酒場にいた冒険者のほとんどの者が目を見開きソウジの方に視線を移した。


 ソウジが言った言葉とは現在他のダンジョンを攻略している別の攻略隊にも声をかけ、大規模なダンジョン攻略をするつもりであるということと同時に特例として攻略隊に志願する冒険者のランクをDランクまで下げることに決定した。


 また攻略隊メンバー直々の誘いであればDランク以下の冒険者でも攻略隊に参加できるが強制ではない。しかし、それでは死者が多数発生する問題があるのでCランク以下の冒険者は現攻略隊に所属するメンバーに3勝出来た者だけが攻略隊に参加できる権利を与えるというものだった。


 例え3勝出来なかったとしても攻略隊のメンバーにその腕を認められれば攻略隊に参加する権利を貰うことは出来る。


 そして攻略隊に参加出来る権利を手に入れた者は今から1か月後のダンジョン攻略のみに参加出来ることになる。その後のダンジョン攻略に参加することは不可能。


「まぁ、明日か明後日にはギルドを通して知らされるはずさ。そう言えばお前たちは今ランクいくつだっけ?」


 聞かれたユウキたちは一度顔を見合わせ、カズがユウキを指し、口を開いた。


「そこにいるユウキが今Eであとは皆Dだ」


 カズの答えにソウジは笑みを浮かべ、「ならお前たちも参加しろよ」と言ってきた。ソウジにそう言われ、主にカズとハヤトはもちろんと言った様な笑みで静かに頷いた。


 その後、暫くソウジと情報など色々と話し、ソウジはこの後まだやることがあると言い酒場で別れた。ハウスに帰る途中、完全に酔っ払いタイセイに担がれたカズに「さっさとDになってこい」と言われたのを覚えている。余計なお世話だ。


———————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————


 次の日、ソウジが言っていたようにギルドから攻略隊の特例募集が始まった。


 内容はソウジが言っていた内容とさほど変わらず、違うところと言ったら募集受付期間が今日からたったの1週間でその後の1週間でメンバーとの摸擬戦、残りの1週間で採用された冒険者のために陣形などの作戦確認、そして本番のダンジョン攻略といったスケジュールになっていた。


 この募集が発表された日からランクを少しでも上げるためにとギルドに依頼を受ける冒険者が殺到し、ギルド職員はかなり疲れた表情をしていたのを忘れない。またその中にはランクを上げるべくユウキも参加していた。


 そして募集受付期間はあっという間に過ぎ、無事Dランクに到達したユウキを含めハヤトたちのパーティー『常闇の黒猫』も参加し、今日から攻略隊との模擬戦が始まる。

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