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きみが待ってる公園で  作者: 柿の種
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あんなに憧れていた怠惰な時間は、時間とともに苦痛にしか思えなくなっていった

 ただそこにいて、ただ生きている。


 この広い世界で、私はこの狭い部屋に一人で引きこもり、一人で食べ物を食べ、一人でテレビを見て、ひとりでゲームをして、一人で漫画を読んで、スマホをいじって、ただ生きている。この時間に不幸を覚えながら。


 あんなに憧れていた怠惰な時間は、時間とともに苦痛にしか思えなくなっていった。


 やりたいことは三か月程でだいたい全てし尽くした。


 もともと趣味も特技も、好きな人も好きなこともない私に、やりたいことなんてあまりなかった。欲がないと言えば聞こえはいいが、こんなもん…何にも意味がない…ただただつまらないだけだ。これは深く実感した、無欲は何も生まない、無欲は悪い事だ。


 今日も一日は過ぎていく。何もせずに時間は経過する。起きるとお昼で、気が付くと夕方で、ふと気が付くと部屋が少し暗く感じて明かりをつけて、またほんの少し時間が経つと、外はいつの間にか真っ暗になっている。毎日何もしていないと意外と時間は速く経過しているように感じる。今日も一日が終わっちゃった…と一日をあっけなく感じる。


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