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きみが待ってる公園で  作者: 柿の種
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あなた、それじゃあまるで子供みたいよ

 私はその時、素直に怖かった。人間を怖いと思った。


 でもそれは私たちがまだ高校生だから、まだ子供だから、そうなのだろうと思った。大人になればこんなことはないはずだ。


 でも…大人になってもこんなことはなくならなかった。


 大人になったら、子供のようにわかりやすくではなく、わかりにくく陰湿になっただけであった。ネチネチと卑屈に陰で罵り、その人には平然を装って普通に接する。そうすることが大人だと思っているみたいに、そうすることがかっこいいとでも思っているみたいに、子供の時からやってることが何一つ変わっていない事にも気付かずにその人たちは体だけが大きくなって、少しずつ少しずつ老け込んで、少しずつ少しずつ体も衰えて、人を見下して、他人に「まだまだ子供ね」とか「あなた、それじゃあまるで子供みたいよ」と罵って、死んでいく。自分が子供の時から、何一つ成長していないのにも気付かずに。


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