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きみが待ってる公園で  作者: 柿の種
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どうしてこんなことしたの?

 高校生の時、私はそんな光景を目にした。


 日に日に皆に、他人に見下され、ついにはそれは暴力へとつながった。その人は毎日殴られた。毎日理不尽な目に会った。その様子を皆は笑い、先生は知っていたが知らない顔をした。そしてその人はある日ついに怒った。怒りに任せて物を投げ主犯格の奴につかみかかった。主犯格の奴らは驚いて固まった。もしかしたら、あの人、勝てるかもしれない、そう思ったとき、いつも通り過ぎるだけだった他人が、いつも見て何もすることのなかった他人が群れを成して止めに入った。そしてそこには今まで姿の見せなかった先生たちの姿もあった。


 先生たちは全てわかっているのに事情を聴いた。「どうしてこんなことしたの?」そんなバカのような質問をした。私はその姿に怒りを覚えた。反吐が出そうになった。その人は泣いていた。そしてその問題は何も解決せずにその日にはもう終わった。


 次の日、その人はさらにひどいいじめを受けていた。それを止める人は一人もいなかった。


 その人はその次の日から、もう学校へ来なくなった。


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