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きみが待ってる公園で  作者: 柿の種
55/184

ぼくは生まれて初めて猫パンチをお見舞いされた

「!」


 ぼくは気が付くとメグの家の前にいた。


「メグ!」


 ぼくは遠慮などしないで叫んだ。


「さっきは、さっきはごめん!いや、ごめんなさい!ぼくは、ぼくは自分勝手だった!ぼくが勝手に舞い上がっちゃって、メグを怒らせてしまった。ごめんなさい!メグ!よかったら、よかったら明日も公園に来て。いや、来てください!ぼくはメグがいないと寂しいんだ」


 カラカラカラ


 扉が開いて、メグがゆっくり僕の前に歩いてきた。そして


「今の行動が一番自分勝手じゃあ!」


 と、ぼくは生まれて初めて猫パンチをお見舞いされた。


 その後、メグは別にイラっとはしたとは言っていたが、別にあのことについては怒ってなく


「恋愛のことになると、べつにああなるのはわかるから、今はめんどくさいし、さっきの心配したあの気持ち帰してとも思ったけど、まあ明日、公園で話聞けばいいかなって、それで、ああ言っただけだし…」


 と言って


「それよりも!私が怒ってるのは今!」


 とその後二時間にも及ぶ説教が待っていた。


 ぼくは勝手に舞い上がり

      ↓

 メグに失態を犯し

      ↓

 公園に帰り失態を犯したことに気付き

       ↓

 一匹で勝手に考えすぎ、どんどんどんどんネガティブになり

       ↓

 メグの家まで走っていき

       ↓

 メグに大きな声で醜態を晒した。

       ↓

 メグに木っ端みじんに怒られている(今ここ)


 でも…ぼくは怒られながらも思ったんだ、怒ってくれる相手がいるだけでも幸せだと。一人だと怒ってくれる相手もいない。ぼくは怒られながら幸せを実感した。



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