気持ちが悪いのでここはダイジェストでお送りしよう
そしてぼくは更なる気持ち悪さを重ねる。気持ちが悪いのでここはダイジェストでお送りしよう。
ああ…この、この気持ち、抑えられない…ぼくは、ぼくはどうしたらいい
↓
そうだ!メグにこのお話を聞いてもらおう。メグの家はこの前なんとなく教えてもらったんだ。
↓
メグの家に到着
↓
「メグ~メグ~」気持ちが悪い声でメグを呼ぶ。
↓
カラカラカラと扉が開き、メグが勢いよく出てくる。
↓
「どうしたの?なにかあったの?」と、とても心配した顔でぼくに尋ねた。
↓
ぼくはニマニマした顔でさっきまであった幸せの時間を説明した。
↓
カラカラカラと扉が開き、「じゃあ、また明日」と彼女はそれだけ言っていなくなった。
↓
ぽつん…
↓
メグ…なんか少し、怒っているように見えたな…なんでだろう?ぼくは何か悪い事したっけな?なんでだろう?
↓
とぼとぼ…
↓
公園に到着
↓
今日はいいことあったな!楽しかったな!今日あったことを意味もなくおさらい。
↓
「!」自分の気持ち悪さに気付く。
↓
激しい後悔(今ここ)
ぼくはやってしまった…。気持ちが高揚して周りが見えなくなり、そして自分の事しか考えられなくなり気持ち悪くなり、失態を犯した。そしてぼくの頭に一つ大きな不安がよぎった。
メグは明日、来てくれるだろうか?
ぼくは、ぼくにはメグしか友達がいない。メグが来なくなってしまったら…
「ぼくはとても寂しい」
ぼくは走り出していた。
ぼくは、ぼくはどうしてか、一人の寂しさを知っている。
一人は寂しく辛いもの…そしてなにをしても虚しさが押し寄せてくる。孤独は辛い、寂しい。
「一人、これほど虚しい言葉は他にないだろう…」
ぼくの頭に、机の上でアルバムを見ている男の映像が勝手に流れ込んできた。
その男はアルバムを見て涙を流していた。あの頃はよかった、あの時ああしておけばよかった、という言葉をつぶやきながら酒を飲んでいる。
ぼくは走っている。この時はなぜか眠気にも襲われなかった。




