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モンスターパークへようこそ!  作者: 妄想作家
5/12

4話 早速決めて行こう(1)

何時もより少し長いです









 今後の事とは何の事だろうか?

今後と言っても、僕はもう死んじゃってるのにこの後何か有るのだろうか?


「ええ、何かが有るのよ」


 何かって何?


「この後、貴方には転生してもらうわ。

勿論地球にではなくて違う星の、それこそ違う世界にね」


 僕を床に下しながら答えた自称女神さまは、元の椅子に座りながら「ふふん」っと少しドヤ顔な感じで見てきた。


「ドヤ顔何てしてないわよ。

それに考えて見なさいよ。もう一度、環境が違うとは言え、生きて人生をやり直せるのよ?」


 うぅん、そう言われればそうなのかな?

・・・・・うん、確かに良いお話なのかも知れない。モー君の暴走で死んだとは言え、寿命位は全うしたかったしね。

 それとしてましたよ、ドヤ顔。


「だからしてないわよ。目がボケてるんじゃないの?

それと、今の様子だと了承したと見て良いのかしら?」


 そうだね、そう見て貰っても良いですね。


「じゃあ話を進めるわね。

転生先なんだけど、剣と魔法の世界になるわね。因みにそんな世界で転生する理由なんだけど、地球みたいに危険度の少ない世界なんて詰まらないじゃない(主に私が)

貴方も、何れ慣れるにしても少しは刺激的な経験をしてみたいでしょ?」


 何てはた迷惑な考え。僕は基本的に安全に日々を過ごして行きたいのに。

でも正直興味もあるかな。少しは冒険とかしてみたいし。(薬草採取とか)


「それは冒険じゃ無いわよ」


 僕からして見れば冒険だから良いんだよ。


「それじゃあ私が、折角転生させて上げたのに詰まらないじゃないの。

魔物相手に慌てふためいて、クシャクシャの泣き顔になっている貴方を見たり。殿方同士の危険な愛に巻き込まれてアー!!な展開になったりするのが見たいのに!!」


 な、何て迷惑な考え!そんな事になってたまるか!特に最後の方!


「ま、見れたらで良いんだけど。出来れば貴方で見てみたいけど、他の子たちで見れるし。

それから、貴方が向こうで少しでも長く生きて居られるようにしてあげるんだけど。何か希望でも有るかしら?

無ければ私が用意してあげるわよ?」


 うーん行き成り言われても思いつかないなぁ。

一度、用意して頂けるものを見せて頂けます?


「良いわよ。

ほら、これを貴方に上げようと思うの」


 自称女神さまが指をパチンとならすと、僕の目の前にスクリーン?が出てきた。正直ビックリした。

スクリーンの中には所謂ステータスが表示してあった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


名前 未記入    

種族 未設定    年齢 未記入    性別 未記入

健康状態 未記入

職業 未設定


力 ?  素早さ ?  防御力 ?  魔力 ?


スキル

棒術 LV3

 ・飛翔打・貫通衝撃打・威力上昇・装備耐久性上昇

無属性魔法 LV6

 ・魔力感知・魔力操作・身体強化

聖属性魔法 LV6

 ・ヒール・エリアヒール・キュア・エリアキュア・サンクチュアリ

詠唱省略・詠唱破棄・無詠唱


装備品

 ・無し


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「どうかしら?

元々の貴方の人生を元にしてみたの。向こうでもどうせ、生き物とかの世話とかするに決まってるだから。回復手段と自衛手段位あった方が良いでしょ?」


 スキルのLVって何?

内容は何となく昔遊んでていたゲームとか、最近年甲斐もなく読んでいたその手の小説で分かるんだけど。スキルが破格の様な気がする。無詠唱とかあるし。


「そこはね、要は熟練度の事ね。LVが高くなればなるほどその効果だったり精密さだったリが上がるのよ。

無詠唱は、貴方の事だから一々動いてる時とか急ぎの時とか唱えられないでしょ。

話は戻るけど、LVは順で表すとこんな感じだったかしら」


 自称女神さまは、別スクリーンを出して僕に教えてくれる。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


LV1   そのスキルを覚えたばかりの初心者で、モノによってはスキルなしと変わらない。

LV2・3 見習いの様な状態。実戦でも漸く使えるようになってくる。

LV4   一人前の状態。世間的にも無難に使え、大体のスキル持ちがここに落ち着く。

LV5   熟練の状態。専門的に使い続け、熟練の域に達した状態。専門職がよくたどり着く。

LV6   LV5よりも更に長い年月や濃い経験を積む事で到達する領域。一般人の限界領域。

LV7   所謂天才がたどり着く領域。才能ある者がたどり着く。

LV8   勇者や魔王等の一部の者がたどり着く領域。ここまで来ると威力が段違い。

LV9   勇者や魔王等の中でも更に才ある者がたどり着く領域。

LV10  伝説や神話クラスのレベル。おとぎ話の中でしか出てこない領域。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 無属性と聖属性のLVがとんでもなかった。

行き成り熟練の領域に足を突っ込んでいるし、使えるモノもかなり便利なモノだと思う。一部分からないモノもあるけど。


「LVが高いのは、貴方の元々の才能と経験。それから魂にくっ付いていた魂の欠片の影響ね」


 いったい何だったのだろうかあの欠片は。良い方に影響してくれていたみたいだけど。


「気にする事でも無いわよ。

スキルの方はこの後貴方の中に落とし込むから、自然と理解できるし使えるようになるわよ」


 良かった。折角貰っても、使い方が分からなかったら意味ないし、勿体ないものね。


「後は貴方が欲しいモノや消したいものを決めると良いわ。

種族や性別、年齢も決めさせてあげるから。それによって力や素早さ何かも変わるから一応気を付けてね。とは言ってもLV自体が上がって行けば気になって行かないと思うけど」


 後は、僕に決めさせてくれるのかぁ。何が良いかな?

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