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午前2時

午前2時


真夜中の高速はすいていた。

この分なら朝までには目的地に着けるだろう。

しばらく単調な道を走しっていた。

さすがに睡魔が襲ってきている。

カーラジオをつけた。

電波はあまりよくないが、かろうじて聞けた。

アップテンポなレゲエの歌が流れていた。

降り口まで後190kmの標識を通りすぎた。

「午前二時になりました。ここでニュースをお伝えします。昨夜、総理官邸で‥‥」

ラジオからニュースが聞こえてきた。

電波が悪いのか、声が小さくてよく聞こえない。

隣で寝ている妻を横目にボリュームをあげた。妻の起きる気配はなかった。


「続いてのニュースです。昨夜、午後十時頃新宿区余丁町で火災がありました。火災は二時間後に消火され、焼け跡から二人の遺体が見つかりました。警察では身元の確認を急いでいます。続いてのニュー‥‥」


余丁町は近所だ。

でも分かっていた。このニュースはうちの事を伝えているということに。


舌打ちをした。


アクセルを強く踏み込んだ。

車は、うなりながら加速していった。

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