表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/39

8.はっはー!結局はガチャもリアルラックってのぉ?そーゆーのある奴が良い物当てちゃうんだよねぇ!。




 前回のあらすじ。

 将来のことを考えていたら、一瞬で将来が来た。



「いやなんで???」



 糸魔法のレベルが上がったくらいじゃ話がつかないくらい急に糸の操作の出力が上がった。

 一体何があったのか、取り敢えずスキル欄を見てみるか。原因がわかるかもしれない。




◆◇◇◇◆



名前:クロン

《念動力Lv.3》《糸魔法Lv.4》《異世界召喚スズメ》《ーーーーーLv.2》《ーーLv.1》



◆◇◇◇◆




「ん?あれ、ムスキルのレベルが上がってる」



 ボクは今回レベルが上がったスキルを“効果の無いスキル”、略して()スキルと呼んでいる。名前も判明してないしね。


 てかそんなことはどうでもよくて。



「もしかしてムスキルくん、君もしかして、有能………?」



………


………………


………………………



 えー、検証の結果、ムスキルくんはチートスキルだと判明しました。はい拍手。


 効果はスキルの効果向上。

 しかも最大出力と操作可能範囲で言えば大体4倍くらいに跳ね上がってる。


 例えば糸魔法なら糸を操った時の糸が出せる力が強くなっている。


 Lv.1だと糸1本で500gそこそこが限界だったけどLv.3になってからは大体1キロくらいまでなら持てるようになった。

 それが4倍されて糸一本につき4Kgだ。

 当然、今までの編めば出力が上がる仕様も今まで通り。

 あとは何気に糸を操る時の操作能力もより早く、より精密に動かせる様に向上してた。


 念動力なんて上空まで石を持ち上げて石を落とすなんて面倒なことをせず、念動力で持った石でぶん殴って相手を倒せるようになっていた。


 こんな能力を強くする能力なんて、ラノベや漫画でしか見たことがない。

 この世界じゃおとぎ話や神話にだってきっと出て来ないスキルだ。

 チートオブチート、急に楽しくなってきたなぁ異世界生活。



「でもこれなら、次のステップを早められる!」



 元々、ボクはゴブリン狩りで一生を終えるつもりはなかった。


 《念動力Lv.3》か《糸魔法Lv.4》のどちらかがLv.5になったら中級冒険者の登竜門、オークの狩りに移行する気だったんだ。

 そして最終目標はもちろん最強。

 Sランクの称号だっていつかは手にしたい。中級どころか上級でも終わる気はない。


 急にムスキルくんこと《ーーーーー(チートオブチート)Lv.2》くんが覚醒してムスキルくん無しの何倍も強くなったから、明日からは予定を変更して森のさらに奥、片道半日掛かるくらいのトコにいるオークの狩りを始めようと思う。



「ふふふ、ボクは前世からガチャ運は割といいからねぇ!」



 重課金民は課金だろうと当たれば笑顔になるのだ。



◆◇◇◇◆



 オークは豚ような頭をした230cmもの巨体を持つ人型のモンスターです。知能はゴブリンと同程度あるらしいですが、ゴブリンより10倍くらい強いため策を巡らせるなんてことがあまりなく、ゴブリンより頭が悪いように感じられます。

 皮が分厚く、さらに脂肪も鎧のように全身を覆っているため生半可な攻撃では耐えられて反撃を受けてしまいます。

 ちなみに脂肪は食用の(あぶら)として使えますが、肉はあまり美味しくないそうです。それでも倒すと金貨1枚(銀貨10枚)の報酬がもらえるのはオークの生態に関係があるのです。



◆◇◇◇◆


閲覧いただきありがとうございます!

総PV数が300を超え、承認欲求モンスターのあかしま砂丘は涙を流しながらスマホの画面をタップしてこの文章を書いております。

さて、ここ数日更新がなかったのは、単純に仕事が忙しかったからです。ただでさえ休みの日以外は書くスピードが段違いに遅くなるのですが、夏休みのお盆期間中なので、接客業の自分は帰ったらほとんど頭回ってないのです。『まぁ、更新遅いけど見てやるか』と気長にお待ちいただければと思います。

あと、『10.』を投稿したら毎週土曜日更新に変わります。流石に週一で休みはあるはずだから、書き溜めもできる、はず………。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ