11.自分を測ってみることの大切さはこの世界に来てから知った
しまった、寝てウマ娘してガルパしてTwitter(現X)見てたらこんな時間になっていた!
というわけで急ぎで書きました。
よくよく考えたら街に帰ってもオークの討伐証明部位を買い取ってもらった後はどうせゴブリンの沢山出る森でスキル検証するんだよな。
よーくよーく考えて、今ここでやればいいやと思ったので予定通り3泊4日この森に寝泊まりすることにした。
「じゃあまずはレベルアップがどれくらいパワーアップしてるか検証だね」
鉄屑くん1号を使って検証しようと思ったけど、《念動力Lv.3》と《ーーーーーLv.2》の時点で持ててたし、どうしたものか。
「あっ、湖の水で測ればいいじゃん」
鉄屑くんが大体30kgあるので、湖の水をそれと同じくらいの負荷になる量で持ち上げる。それひとつで大体30キロなので、同じ量を持てるだけ持ってみた結果、7つ目で限界を感じた。つまりは210Kgくらいが今のボクの限界みたいだ。オーク1体がちょうどそのくらいかな?
「念動力のパワーの上昇が凄まじいな………」
ついさっきまで鉄屑くんを1つを持ち上げるのが精一杯だったのに、出力がいきなり7倍になってる。まぁ《ーーーーーLv.3》もレベルが上がってるので、多分こっちの強化率がものすごく高いんだろう。
「そして、糸魔法はついにLv.5かぁ」
日常生活でもスキルを使いまくっているので、戦闘にしか使えない剣術とかそーゆーのよりはレベルアップのスピードは格段に早かったように思う。 まぁ剣術スキル持ってないので詳しくはわかんないけど。
ただそれもここまでだ。
というのも、スキルというのはLv.5を境に急激にレベルが上がりにくくなる。
《糸魔法Lv.1》のスキルを得てからここまでの1ヶ月半でLv.5まで一気に上がったが、次のレベルアップはどんなに日常生活と戦闘の両方で活躍しても2、3年はかかるだろう。当然、6から7に上がるにはさらに時間がかかる。
「だからオーク狩りを始めるのは糸魔法か念動力のスキルレベルがLv.5になってからって決めてたんだけどね」
さて、それじゃあうちのエースの《糸魔法Lv.5》くんの成長はどんなもんかなっと。
………
………………
………………………
色々検証してみたけど、《念動力Lv.4》ほどの上昇幅ではないにしろ《糸魔法Lv.5》も大きく力が増していた。
多分、編んだ糸なら2、3tくらいまでいけそうな感じがする。
操作性も増して使い勝手も良くなったし、完全にボクの切り札だ。
あと検証してないのは《異世界召喚》………は今召喚してもどうせ逃げられるだけだから《ーーLv.2》かな。
「前やったみたいに石を落として浮かせる………え?」
石は以前と同じく、しかし前回よりもスピードがドンドンと落ちていた。そこまではスキルの成長を感じていたのだ。
ただ1点。明らかに以前と違うところがあって、石は空中で静止せずに逆に空に昇って行った。
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冒険者はめちゃくちゃ稼げます。
多少筋トレしてれば1日に10体のゴブリンを倒すなんて余裕のよっちゃんです。
一般的に多少裕福くらいの家庭の月収が金貨2枚くらい。でも単純計算で毎日休まずゴブリンを10匹狩れれば月収は金貨3枚分になる。割と底辺寄りの《ゴブリン狩り》なんて呼ばれる冒険者達も、そこそこ稼いではいるのです。
まぁその分出費も激しいですけどね。
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次話は来週の土曜日になった瞬間に上がる予定です。