登場メカ 一覧 地球・月編
作品タイトルは適当です。懐かしい響きの題名にしてみました。
多分、内容とは関係ないと思います。
■自動捕獲機(Automatic Capturing Mechanical Enforcer:ACME)
直径10メートルくらいの、球体状完全自立稼働型原住民捕獲機械。
依頼主から指令があると、要望に沿った地上の原住民(人間)を捕獲し、
その体内に人体機能補助強化小型装置を埋め込む。
その後、月面基地に連れて行く。
筐体内部に、捕獲した原住民(人間)に対し機械を埋め込み処置する為
の部屋を、3つ備えている。トイレと小さいシンク(洗面台)も完備。
部屋の中には多数の機械の腕を装備しており、捕獲した人間に問答無用に
機械を挿入する。
但し、麻酔の類の機能は無いらしく、処置される人間は死ぬ程の苦痛を
味わう事になる。恐らくレーザーメスの様な物で切開し、機械を埋め込む。
もしかすると、敢えて麻酔機能を搭載されなかった可能性が高い。
本人(本機?)曰く、上の者(物?)に麻酔機能を採用する様に改善する
提案は出しているらしい。
動力は重力制御ではなく、引力制御である。重力は地球の引力から自転
による遠心力を引いた差である為、便宜上”引力”制御と呼ぶ。
筐体に作用する万有引力を遮断・増幅することで、浮遊並びに飛行・移動
する。もしくは、筐体周囲の時空間(引力場)を任意に湾曲させて飛行・
移動している、とも考えられる。動力源は、現在の人間には原理すら解明・
解析は不可能。
引力を媒介する素粒子(今の人類には存在すら確認できないヒッグス粒子
か重力子かもしれない?)を自在に制御してるのではないか、と考えられる。
ほぼ無限に近い期間、動作・稼働が可能である。この宇宙から引力が無く
なる事が無い、且つ影響する距離が無限に近い為。
地上の原住民(人間)を捕獲する際には、牽引光線(これもその周囲の時
空間を湾曲させている?)を発射し対象物を引き寄せ、自身の筐体内に収納
する。球体の下部に開閉式の円形の出入り口が有る。
同時に催眠光線の放射も可能。
地球上のほぼ全ての言語に精通しているが、人体機能補助強化小型装置を
体内に挿入して脳内の思考を読み取るまでは、その人間が何語を話している
のかは、判別が不能な様である。しかも、見た目だけでは原住民の人種の
区別が出来ない。但し、かろうじて男女の区別は出来る。
通常は表面の色は白、衛星軌道上に居る時など、地上から望遠鏡などで
見られる恐れがある場合には、色を完全なつや消しの黒などに変更する。
場合に依っては発光も可能。
地表近くに接近する場合は、タコやイカ、カメレオンなどの様に周囲の色に
合わせて擬態する事も出来る。
恐らく1万5千年程前に、地球外知的生命体(と思われる存在?)により
地球近くにて製造されて、それ以来稼働している。月面基地にて製造された
可能性が高い。本人(本機?)によれば、最新型だそうだ。他にも大きさの
異なる旧型も多数存在するらしいが、地上の人間は未だそれを確認は出来て
いない。もしかすると世界各地で目撃されている未確認飛行物体(UFOやUAF)
の正体は、これかもしれない。
暇な(指令がない)時は、静止衛星軌道に留まり地上の電波(衛星放送・
通信衛星、その他地上波、アマチュア無線、Wi-Fiや携帯電話の無線電波)
を傍受・収集して内容を解析し、学習・妄想をして過ごす。
人間が電波を使用する前の時代には、頻繁に地上に降り直接情報収集を
行っていたらしい。
■人体機能補助強化小型装置
(Physical Function Auxiliary & Enhancement Micro Organic
Apparatus:PFAEMOA)
直径5mm程度の球体。色は黒で地球の錠剤の薬に見える。
自動捕獲機に捕獲された人間は、先ずこれを体内の至る所に挿入される。
人体の身体機能を補助並びに強化する事を目的とした有機機械である。
挿入された人間の遺伝子情報を読み取り、それと同化する。
但し、ナノマシンでは無い。あくまでも機能の補助・強化の為の有機装置
である。
一度同化すると、現在の人間の医療技術・外科手術では排除は不可能。
X線CTや核磁気共鳴画像法(MRI)などで撮影しても、単なる良性の腫瘍と
診断されるらしい。
動力源は生体エネルギー。他の人体の細胞と同様、血液により酸素・
栄養を供給され駆動する。埋め込まれた人間が死亡しない限り、稼働し
続ける。破損した場合、自己再生復元機能により修復・復元する。
稀に、挿入された人間の細胞に同化出来ず、拒否(拒絶)反応を起こす
者も居る。その場合は挿入された人間は死に至る。この場合も現在の人間
の医療技術では単なる悪性腫瘍に依るもの、と診断されるらしい。
これを挿入された人間は、自動捕獲機やその他の機械との接続が可能。
(所謂、生体内蔵式マン・マシン・インターフェースを兼ねている)
地球上のほぼ全ての言語の翻訳が、殆ど遅延なしに可能である。
但し、喋れるのは母国語のみなので、相手の話す言葉が理解出来るだけ。
相手も同じ機械を挿入していれば、相互に翻訳する為に会話は可能となる。
端から見ると、異国語で会話している奇妙な現象に見える。
網膜内の機械により視力の強化で、赤外線、紫外線、X線も可視となる。
内耳に入れられた機械で、可聴周波数も通常の人間よりも遥かに広くなる。
またこの機械から人間には聞こえない高周波、低周波の音波、またX線を
放射する事が可能となる。それを利用した超音波センサー(超音波エコー
機器)のような使い方も出来る。
嗅覚も大幅に強化されて、警察犬や麻薬探知犬の数百倍以上の性能となる。
各種の感覚器官を利用した[複合式探査・索敵装置]として利用が出来る。
■月面基地(Moon Base)
地球外知的生命体(と思われる存在?)により建造された月面下基地。
建造時期は不明。月が今の姿になって暫くした後に建造されたようである。
月の自転、公転の所為で地球からは見えない所謂反対側にある為、未だに
人間にはその存在は知られていない。人類の送る探査機器や宇宙船などが
上空に来て観測・撮影する時には、周囲の月面に擬態して存在を隠蔽する。
光学、赤外、電波も全て遮断・欺瞞しているため、今の人間には発見は
不可能。実際に現地に行けば、あるいは発見が可能かもしれないが、入り
口も巧妙に周りに合わせて擬態している為、余程注意深く見ないと発見は
不可能である。
基地そのものは、月面下深くに存在する。何重もの防御壁で月面から隔たれ
ている。クレーターに偽装された入り口が円形に開き、内部の連絡通路に
繋がっている。月面から数千メートルの下に存在するので、現在の人類の
普通の探査機での発見は不可能である。
■ウイリスジープもどき1号(Imitation Willys Jeep No.1)
サンダー教官の自家用車。月面基地の外部(汚染地域)走行用である。
第二次大戦の時に使われていたウイリスジープを再現した乗り物。
サンダー教官の趣味で、この車種・形状に造られた。
本物のウイリスジープより少し全長が長い。後席も前席と同様にベンチ
シートでは無く独立した座席と成っている。定員は四人。
「四輪駆動・四輪操舵(4WDS)」の構造となっている。四つのタイヤ
は完全に90度まで操舵出来る為、真横にも進める。また無限軌道の
戦車の様に超信地旋回も出来る。
フロントガラスとリアガラスが、車体にほぼ垂直に立っている。
屋根とドア、ワイパーは無い。前後のボディの形状が全く同じである。
凸の様な形状である。
但し、座席は前を向いているので、それで前後を確認できる。色は真っ白。
ある程度の自立稼働(自動運転)機能があり、駐車などは自動でやれる。
呼べば駐車場から自動で操縦者(サンダー教官)の所にやってくる等も可能。
■ウイリスジープもどき2号(Imitation Willys Jeep No.2)
サンダー教官の自家用車。月面基地の内部走行用である。
1号の改良型。1号と2号の外観上の違いは殆どない。
前後が同形状なのも同様である。
異なるのは、駆動を担うのが通常のタイヤではなく、白い球体の駆動
球が四個付いていることである。この駆動球の回転方向により、前後進・
左右進・方向転換が自由自在に行える。
1号、2号共に、座席は引力制御にて乗員を固定する。またトランク
上部にも同じ構造があり、その上の荷物は完全に固定されて走行中でも
落下したりしない。その為、座席にはシートベルトの装備は無い。
駆動は電気モーターで行うが、電池などの電源は車体に内蔵されておらず
外部の月面基地から無線給電されている。
元の色は真っ白であるが、自由に変更が可能である。
サンダー教官の好みで、カーキ色やデザートイエローに変更されることが
多い。
ステアリングホイールで左右の方向転換・回転を制御する。助手席との
間にあるシフトボタンの横にある進行方向指示操縦桿により、走行方向を
制御する。前に倒すと前進し後ろに倒すと後進、左に倒すと左進し右に倒
すと右進する。
右足で加速ペダル、左足で減速ペダルを操作する。
但し、運転操作がややこしいので、教官はステアリングホイールの操作
のみを行い、他は思考制御で行っているらしい。
真横に走りながら右回転する操作は、ステアリングホイール操作に加え
進行方向指示操縦桿をグリグリ動かす必要がある。そんな操作を手でやる
のは面倒なので、思考制御で行うみたいである。
この物語は創作です。
作者の空想・妄想の塊です。




