絶望の未来を変えろ!ただし俺の未来をだが!
あれからも何度か急に絶望の未来の光景が見ては何とか回避はしてるがいい加減何とかして欲しい!車か突っ込んで来るは建物か崩れて下敷きになるは、何故こうも絶望の未来ばっかり来るんだ!
「でもお腹を叩いて何とか気持ちを伝えてはいるが、いつまでもお腹の中に居るわけにはいかないよな」
すると急に下に降りてく感じがした。ずるずると降りてきて、ついには周りが明るくなっていた。
「先生!この子鳴き声をあげません!」
「貸しなさい!」と言い背中を叩いてくる、20代後半の美しい女性とその下で不安そうな顔でこちらを見ている20代前半の可愛いらしい女性、こちらの女性がおそらく俺の母さんだろう。それを見ている俺はというと。
「オギャア~オギャア~」
痛い痛い!叩かないで!やめろ~~
「良かったは安心して下さい、この子鳴きましたよ」と言いこちらに渡してくる女性、それを受けとる俺の母さん。
「良かった、本当に良かったぁ」と泣く母さん
「オギャア~オギャア~」おいおい泣くのは止めてくれよ母さんよぉ、しかしこれからの事を考えると気が重いなぁ~だってこれから一から人生を初めないといけないからな、でも悪いことばかりではないか、何故なら!こんな可愛い女性が俺の母親だからな!(気持ち悪い赤ちゃん)
「オギャア~オギャア~」あぁ~泣いてたら眠くなってきた、まぶたが重いもうだめ……だ。その様子を見ている俺の母さんが最後まで優しく撫でてくれる気がした。