舞。火の精霊学校に着任1-4
舞。火の精霊学校に着任1-4
そんな日々が続き、頭がクラクラして記憶が合間で今日が何月の何日か分からなくなってしまい。私は何時ものように婦人服着て面接を受けていた。
何時、取り付けたかも、取り繕ったかもわからない状態で、意識が朦朧としていた。紳士服と婦人服を着た面接官が目の前に居て、私は聞かれた事を答えていた。
朦朧とした意識の中。‘それだけ’は分かった。
「質問は以上です。家に来れるのは何時からになりますか?」と婦人服着た年配者に聞かれた時。
朦朧だった意識がはっきりと戻ったのが自分でも分かった。「え?!。それ…は?。……どういう?」と私は聞き返していた。
「貴女を採用致します。と申し上げた。つもりですが?。ご都合が悪かったのでしょうか?」と婦人服の人が(貴女 何、言っているの?)と不思議そうに聞き返していた。
「いえ。イエイエ。ご都合悪くありません」と私は返していた。「…では、今 働いてるバイト先との折り合いが付き次第。ごちらで働いて貰います。」と婦人服の人が立った。そして一礼して「…では、本日の面接は以上となります。ありがとうございました」と言った。