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76話 荒れる5国同盟会議

帝国から帰国ついでに皇家を送り届けた2日後


王城では帝国を同盟に参加させるか否かの会議が行われいた


一応、発足人状況に流されただけである俺も今回は会議に参加はしている


理由は言わずもがなで、帝国が参加するからである


レラフォード代表を迎えに行ったりもして、現在は会議の真っ最中だ




普通ならそこまで揉めないのだが、帝国は過去に各国と色々やらかしている


当然だが、警戒はされるし、簡単には同盟へ参加できない


更に、神樹国とも色々とあり、折り合いが全く付かないのだ


現同盟で揉めてない国は神聖国位ではないだろうか?


会議は全く進まず、既に3日が経過していた




「ですから!我が国民の返還が先だと言っているのです!」




「そうは言うが、我が帝国では〝神樹国民の妖精族を奴隷にする事は固く禁じて〟おる。一部、例外はあるが。それと、亜人族に関しては妥協出来んの」




「我が竜王国も帝国相手に、かなり被害を被ったのですが?」




「竜王国に関しては、奪った領土は返還し、賠償金も支払ったと聞くが?」




「・・・・・全く会議が進みませんな」




「教皇殿よ。それも仕方ないと思うが・・・」




この3日間、先の問答しか繰り返し行われていないのだ


全く会議が進行しない1番の理由は、神樹国と帝国の折り合いが全くつかない点であろうか?


ちなみに、各国の思惑は多分だけど




ランシェスと神聖国はさっさと友好を結んで終わらせたい


神樹国は国民の事もあって引くわけにいかない


竜王国も過去の戦争の事があり、好条件を引き出せないなら賛成には回れない




ってとこかな?あくまで、俺の大雑把な予想だけど




進まない会議に少しイライラしている俺だが、各国の頂点同士が話し合ってる場に、他国で爵位を持つとはいえ、一貴族が何か言えるはずも無く・・・・・


・・・・・いや、本当は言えるんだけどね


ただ、言っちゃうと最後まで面倒をみないといけないわけで・・・




しかし、この中で一番力があるのは誰か?と言うと、俺であったりする


ここで意見を言うと、確実に色々と決まってしまうので、貝の様に口を固く閉ざして聞いているのだが「(いい加減にしろ!)」と言いたくなってくる


領地持ちではないので、時間的都合がつくのが、唯一の救いであり、不幸でもある


言い合いはまだまだ続きそうだし、各国の内情でも復習しとくか・・・






各国の内情・・・実は、どの国も中央の力が強く、法衣貴族が数多くいる


それなのに、各国とも開発できてない土地が、最低でも国土の3分の1は残っているのだから困りものである


未開発地域は王家の直轄地で、開発済の直轄地もある為、どの国も国土の半分が直轄地となっているのが現状だ


開発自体は、魔法があるので現代社会よりは早いだろうが、金がかなり必要で、今から新規で在地領主を目指す大物貴族は少ない


逆に立身出世で、一から貴族を目指す者は未開地の開発をし、9.5割が失敗する




また、爵位の高い在地貴族は、中央から遠いが国境防衛も兼ねており、半軍属貴族になっている


男爵以下の在地貴族も諸侯軍を持ってはいるが、戦力は雀の涙である


その為、男爵家以下の在地領主は農業が主体になっているところがほとんどである


実家のクロノアス家も半軍属貴族であり、中央貴族は辺境伯家を恐れて媚を売るか田舎貴族と揶揄してるかだが、要はただの強がりだったりする


貴族とは本当に面倒くさいと思う




閑話休題





話が逸れたが、未だに会議は最初の一歩を踏み出せていない




「(絶対、後で面倒だよなぁ・・)」




と思いつつも、ずっと拘束される訳にもいかず、言い合いを一度止める


全員が俺に注目し、視線をむける




「(仕方ない)」




と自分を納得させ、妥協案を出す為、皇帝に色々と聞くことにする




「皇帝陛下。一つ質問なのですが、何故、亜人族に関しては妥協できないのですか?」




「帝国には小国家群が無数にあったのだが、その大半は亜人族の国だったのだよ。亜人族は抵抗が激しかった事もあり、未だに奴隷として扱い、反抗の意思を削いでおる。勿論、人族の国もあり、降らなかった国の王侯貴族は奴隷落ちしておるし、処刑した者もおる。降った者はそれなりの爵位を与え、法衣貴族として飼い殺しておる」




「神樹国にいる亜人達と帝国の亜人達は別物では?」




「実は、小国家の亜人族の貴族や王族が、神樹国に亡命して逃げ延びたのを確認しておってな。我が帝国は、何代も前に神樹国と結んだ不可侵条約があるのだが〝亡命者を受け入れない〟と言う旨も記載されているのに、平然と受け入れるのでな」




「なるほど。・・・神樹国側は、これについて反論はありますか?」




「亡命と言うが、我が国は一度たりとも受けていません。我が国に元々住んでいた亜人達も受け入れてはいないのですが・・・誰もいない土地に勝手に住み着いて集落を作ったようですね。そういう亜人族とは交流も無いので・・・」




「難しい問題だなぁ。アルバはその辺り、何か知ってる?」




「いくつかは。ただ、どの程度を知りたいのか?と言われると、答えられないものも」




アルバがこの会議にいる事に誰も何も言わない


実は初日に大揉めしたので、アルバに身体調整して貰い、会議に参加して貰ったのだ


流石にアルバもこの会議に辟易していた様で、会議の途中から念話で




『主が決めて下されば、全て丸く収まると思うのですが?』




と、何度も苦言を言われていた


そう・・・言葉を変えつつ、何度も、何度も!言われたのだ!


そう言った過程もあって、現在は口出しをしているのだが・・・




「わかる範囲で良いから、説明宜しく」




「わかりました。先ず、大森林に近い亜人族は昔から神樹国にいた者です。大森林から遠い集落ほど外から来た亡命者です。地竜族はその間に生息域があり、我らの生息域より外縁部は、全て亡命者か流浪の民です」




「ん~?それなら、なんで妖精族が攫われる?」




「妖精族と地竜族は友好関係にあり、稀に地竜族の里を訪れた妖精族が外縁部に近付き、攫われたのではないかと」




「注意喚起は?」




「地竜族からは特に何も。妖精族がしているでしょうし、他種族の事に我らが口を出すのもどうかと」




アルバが答えた後、全員の視線がレラフォード代表に向けられる


彼女は話したくない事もあるようだが、仕方がないと息を吐き、話し始めた




「神樹国も、ここ数百年は注意喚起をしています。ですが誘拐犯は内縁部にまで入り込んでおり、被害を拡大させないよう、大森林全域に結界を施し、入れないようにしているのですが・・・」




「だから呼び鈴みたいなものがあるのか」




「あれには遠見の魔法もかけてあるので、明らかに怪しい者には対応してなく」




「なら、なんで攫われるんだ?」




「大森林の結界は内に行くほど強く、集落の周りはより強いですが、他はそうでもなく、採取や家畜の世話などで、結界の弱い場所にいた者や大森林外に出た者が運悪く。子供達をいつまでも集落内のみと言う訳にも行かず」




「どの生物も食べないと生きていけないもんなぁ」




至極当然の回答なので、今度は皇帝に質問をする




「確か妖精族の奴隷は禁じているんですよね?」




「如何にも。だから表立って奴隷にしている者はおらん」




「裏ではいると?」




「クロノアス卿が壊滅させた組織に何名かいたな。当然、城にて保護してある」




「確か亜人族もいましたよね?」




「それについては奴隷商に売り渡した。国が認めた資格を持つ者だから、あの組織よりは待遇も良いと思うぞ」




そこでレラフォード代表が同じ問答を繰り返そうとしたので止める


簡単な話、裏の組織をどうにかすれば良い訳だ


だが、この考えは直ぐに否定されてしまった




「裏の組織を壊滅。若しくは徹底管理しても、個人で所有する者は出るであろうな。余としては、保護した妖精族を暫く城で療養させた後のち、神樹国に引き渡すか本人が望めば城で雇う位しか出来んよ。当然、奴隷にしていた者に、それなりの罰は科すが」




「とりあえず、保護した妖精族をこの場に連れてきますか。言葉に嘘が無ければ手厚くされているでしょうし、万が一があれば・・・俺が敵に回るわけだし」




そう言われ、冷や汗を流す帝国側であるが、何も無ければ良い訳で・・・


そこまで焦る必要も無いとは思うんだが




文官1人を付き添いに指名して、帝城にゲートを繋ぐ


保護された妖精族は6人


全員の見た目は18歳前後であった




皇帝の言葉通り、彼らは手厚く保護されていた


しかし、保護した後に手を出そうとしたアホな貴族が数名いたそうで、皇帝の居ぬ間に掠め取ろうとしたので、捕えたと聞かされる


皇帝が戻るまでは、とても頑丈で寒い見張り付きのホテル牢屋で宿泊中になっていた


この話を聞いた文官は、顔から血の気が引き、真っ青になっていたが




「アホな貴族はともかく、約束通りに保護して頂けてるなら、何もしませんよ」




そう言って、文官の緊張を解いてあげた


ゲートで連れてきた後、その話を聞いたレラフォード代表は声を荒げようとしたが




「皇帝の言葉に、今の所は嘘が無いので、ここは抑えて下さい」




と言い聞かせる


アホな貴族の暴発は仕方がなく、彼らは最悪の場合、改易されて平民落ちもあり得るのだから




妖精族の件はもう少し時間が必要だな


帝国も動いてはいるが、把握にも時間がかかるだろうし


亜人族に関しては、帝国の成り立ちにも関わってくるので今は保留にする




レラフォード代表は、6人に声を掛けて話を聞くが、その誰もが




「皇帝の言葉に、偽りはありませんでした」




と証言した


話しが終った後、ゲートを神樹国へ繋ぎ、6人を送り届けてから会議を再開する




「皇帝の言葉に偽りはありませんでしたが、だからと言って・・」




「とは言え、こちらも亜人族に関しては引けぬな」




「住み分け協定でもすれば良いのに・・・」




ちょっと言葉に出しただけなのに、両名とも食いついてきた


説明はするけど、こんな簡単な事、直ぐに思いつかないかねぇ




「地竜族の里より内縁部に関しての亜人族は、元から神樹国民なので帝国でも保護。幸い内縁部の亜人族は種族が限定されるし、冒険者ギルドに協力して貰い、ギルドカードを少し改良して、国民認定カードを作りましょう。一度登録すれば情報は残るから、紛失しても再発行出来るし」




「これからの事はそれで良いとしても過去の者達は・・・」




「幸い種族が少ないですから、帝国に同種族の者を集めて貰い、集落に家族や友が居れば解放で良いのでは?」




「帝国が若干不利益なのだが?」




「潰した裏組織で該当しない亜人族を当てれば良いのでは・・・って既に売ったのか。なら、その代金が帝国の報酬って事で」




「納得は行かぬが、クロノアス卿を敵に回すより遥かにマシか・・」




「代わりに、飛空船の起動代で相殺しましょう。残りの分はギルド経由なので無理ですけど」




「それで手を打つかの。ギルドへの協力要請はクロノアス卿がするとして・・・代金だが」




「神樹国と帝国が、折半して出し合うのが良いでしょう。竜王国に関しては、先を見据えて我慢してもらうしか無いですが」




「神竜騎士様がそう仰られるのであれば仕方ありませんな」




「この同盟が成り立てば、帝国から良い物が貸与されますから」




ようやくではあるが、同盟会議が一歩目を踏み出し、会議が進み始める




「神樹国側の亜人族解放が先です!」




というのは、どうしても神樹国側が譲らなかった


会議は一時中断となり、先に亜人開放をすることになる


とは言え、時間は有限である


レラフォード代表にも会議を進める為に、俺から条件を出し、飲んで貰った




「とりあえず、今回は帝都内の貴族街のみに限定して欲しいんですが。解放には賛成しますが、妖精族は長命でも人間族は違いますので」




この言葉に、レラフォード代表も少し冷静さを取り戻した様で、皇帝以外の各国代表に頭を下げた






後日、帝国法が一部改定された


反発した者もいたが、亜人奴隷が全面禁止になってはおらず、大きな混乱も無く法改定はなされ、ギルド側の全面協力もあって順調に進んでいく中、1つの問題が浮上してしまった




口減らしの為に進んで奴隷商に売られた者達がいた為だ


さてどうしたものか?と悩んだが、これに関しての答えは一つ


現状維持しかないのだ


売った側は帰ってこられると面倒で売られた側も今更である


「奴隷からは解放すべきでは?」との声もあったが、商人と奴隷が両者合意の元で契約されているのでどうしようもない


「未成年は流石に・・・」とはなったので、未成年に関しては解放し、一度戻されることになった




後に同じ事になった場合、国民カードを剥奪してから奴隷落ちにし、情報管理からも削除する事になった


尚、暴発したアホ貴族数名は、同盟会議で帝国に不利益をもたらした罪で爵位剥奪に財産没収となり、平民へと落ちた


準男爵が3名に男爵が1名だったので皇帝も躊躇わなかったらしい







会議中断から11日後、再び会議が再開される


奴隷解放もそれなりに上手くいき、裏組織に関しては




『神樹国民を解放するのであれば、それに関する罪を不問とする』




と御触れを出し、10数名の妖精族と数十名の亜人達を保護できた


神樹国側はまだ何か言いたそうだったが、国民の保護を最優先として押し黙った


今後は罪に問われるとして普及させたので、多少なりとも誘拐は減ると思いたい


帝国側の思い切りの良さに、反対であった神樹国と竜王国も話しを聞くようになった




そして、現在は帝国が同盟に参加する際の利益についてだ


元々の同盟は〝帝国に対抗する為〟であったが、その帝国が同盟参加になってしまえば、その存在理由が失われてしまう


とは言え、帝国が脅威であることに変わりはなく、参加は歓迎するが条件を付けた




その条件とは〖他国への侵略戦争は禁止〛である




但し、先に宣戦布告しての侵略が禁止で、防衛から攻勢に至っての侵略は禁止事項に入れなかった


と言うか、俺が入れさせなかった


先に仕掛けてきた国に気遣いは無用


某皇帝の息子も言っていたではないか




『撃って良いのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!』と




同盟間で争うのもご法度




「やるなら抜けろ」




で完結した


帝国にちょっと不利な条件だが、皇帝曰く




「クロノアス卿が存命の内は何も出来ん」




と言い、更に付け加えて




「やれば滅ぶのは帝国だ」




とも付け加えた


少なくとも〖50年以上は不慮の事が無い限り安泰〛と他国の代表は感じたようだ





次に、帝国が同盟へ参加するので交易を広げる話になり、同盟各国に飛空船を貸与する話へ移る


ここで問題が2つ上がる




一つ目


飛空船の発着場の建設


場所や人員に資金など、それなりに時間がかかる




二つ目


飛空船の人員


起動の仕方から訓練をするので時間が掛かる為、直ぐに交易は難しい




どちらも真面目に取り組めば時間が解決する事もあり、先に帝国内で飛空船の操舵や整備の人員を育成してから各国に貸与し、それから各国にて技術を学ぶ事となった


港については、整備工場などの建設もあり、2年~3年を目処に交易の開始をすることで合意




そして・・・俺にとってはどうでも良い話に移る


そう、帝国内でのクロノアス卿の爵位についてだ




ここで2国からランシェス王に苦情が飛ぶ


俺を侯爵へ陞爵させた事を話していなかったのだ


ただ伝え忘れていただろうが、国の頂点ともなると結構問題になったりする




「伝えるのを忘れていた。今後は気を付ける」




と、素直に非を認めた


謝罪したわけではないが、非を認めた以上、追及するわけにもいかず、話は終わる


そして話は、俺の帝国内での爵位にまた戻る




現在の俺は、ランシェスが侯爵で神聖国と竜王国が伯爵となっている


それを聞いた帝国皇帝は




「うちは辺境伯が妥当か」




などと言い出すから、またも会議は紛糾し始める


俺個人の感情は完全無視


会議は荒れまくり・・・先程まで静観してたヴァルケノズさんが顏を真っ赤して荒ぶっている


竜王国国王も連携してるなぁ


・・・・・・流石に場が収まらなくなり、俺の意見を告げる




「本当は要らないんですけど、収まらないので提案です。ランシェスは侯爵、神聖国と竜王国は伯爵のまま、帝国は子爵でどうですか?」




と話したのだが、流石に帝国が良しとしなかった




「帝国としては、最低でも名誉伯爵はどうしても譲れぬな」




名誉爵位なので、従来の伯爵よりは低い




「帝国としては名誉爵位ではなく、最低でも伯爵位を与えたいの。功績も十分にあるので、伯爵ならば強権を発動せずともごり押し出来るからの」




とはっきり言われた


だが、先に伯爵を与えていた2国が引くはずも無く、会議は堂々巡りになる




「(もう面倒なのでそれで良いじゃん!)」




と思うと同時に、レラフォード代表が解決策を提案する




「神聖国と竜王国は辺境伯に陞爵させ、帝国は伯爵で納めてしまえば良いのでは?陞爵理由については、帝国を同盟に参加させた事にしてしまえば問題無いと思うのですが・・・」




何という荒業!しかも、爵位が無い神樹国からの提案!2国は賛成に回る


しかし!帝国が噛みつく


だが!レラフォード代表は予測していたかの如く




「同盟参加もクロノアス卿の手柄にして、伯爵授与への足しにすれば、文句は更に出にくくなるのでは?」




と付け加える


説得力があり、帝国は口を紡ぐ


そして、俺の爵位は更に上がる


そこに、俺個人の意思は無い


そして、会議は大詰めを迎える




交易については、以前にドバイクス卿と話をしていたこともあり、飛空船での交易開始までは、ランシェスが馬車での交易を試験的に行い、色々と交易協定を詰める事で終わった




神樹国は国民感情もあり、直ぐに帝国と神聖国との交易が不可能


そこで、ランシェスから神樹国に荷を降ろすことになった


竜王国は立地条件もあり、これから話を詰める


こうして俺は、4国に爵位を持つ、世界で唯一の貴族となった


俺は全く望んでいないんだけどな・・・

なろうとカクヨムの累計PV数が40万を超えました!


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