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New Life Online  作者: 記々憂里
2/3

ゲームスタート......の前にキャラメイク

スタートさせたは良いものの、どこ? ここ。

辺り一面真っ白。


『此処はNew Life Online の中、キャラメイクルームです。』

「うわっ!? マジびびったぁ......」


いきなり無機質な声がどこからか聞こえてくるんだもん。

ってか心読まなかった?


『私はNLOのナビゲーターの一人、リーブです。』

「あっ、リシェカです。」

『知っています。』


............


『此処では、スキルや種族、ステータスなどの説明、設定をします。』


ほう。


『種族は、基本的には8種類。何らかの条件を満たすとレア種族が出現します。』

「ふーん。例えば? 」

『お教えできません。』


ですよねー。


『基本種族は、人間族(ヒューマン)森人族(エルフ)地人族(ドワーフ)妖精族(フェアリー)狼獣人(ワーウルフ)猫獣人(ワーキャット)兎獣人(ワーラビット)狐獣人(ワーフォックス)、です。』

『それぞれに二種類ずつ、スキルが付与されます。その他に、自由にスキルを10個取得できます。』

『ステータスはそれぞれ得手不得手がありますが、初期値が低いというだけで、ポイントを振り分けることが出来、どんなキャラにもすることが出来ます。』


話をまとめると、


人間族(ヒューマン)  すべてのステータスが平均的。     《鑑定眼》《自由枠》  

森人族(エルフ)  DEX、INTが高く、ATK、DEFが低い。  《採取》《弓or魔法一種》 

地人族(ドワーフ)  DEF、DEXが高く、INT、SPDが低い。 《採掘》《武器一種or鍛冶》 

妖精族(フェアリー)  INT、MIDが高く、DEF、ATKが低い。  《魔法一種》《浮遊》

狼獣人(ワーウルフ)  ATK、SPDが高く、INT、MIDが低い。  《狼化》《武器一種》

猫獣人(ワーキャット)  SPD、MIDが高く、DEF、DEXが低い。  《軽業》《武器一種or楽器演奏》

兎獣人(ワーラビット)  ATK、SPDが高く、INT、DEXが低い。  《跳躍》《聴覚強化》

狐獣人(ワーフォックス)  INT、SPDが高く、ATK、DEFが低い。  《魔法一種》《狐火》


ってとこかな。

ATKは攻撃力、DEFは防御力、INTは魔法攻撃力、MIDは魔法防御力、SPDは素早さ、DEXは器用さの事だね。


うーん。どの種族がいいかな?

生産も戦闘もしたいから......DEXが低いやつはやだし......ああもう!


「リーブさん!ランダム選択ってできる? 」

『はい。種族の選び直しは出来ませんが宜しいですか? 』

「はい。」

『では、選択を開始します。............妖精族(フェアリー)に決定しました。』


妖精族(フェアリー)かぁ。

まずまずかな。


『スキル設定に移ります。リストの中から種族スキルである魔法一種と、初期スキル10個を選択してください。』


うーん。何にしようかな......

魔法は.......後は......武器もいるよね......


と言うわけでこうなった。


種族スキル

《浮遊》《風魔法》

スキル

《水魔法》《空間魔法》《錬金術》《料理》《短刀》《投擲》《消費魔力軽減》《採取》《楽器演奏》《眼力》


魔法を取りすぎた......

まあ妖精族(フェアリー)魔法得意だし? まあいいでしょ。


ステータスも決めちゃおう。

初期値はこれ。


ATK 8

DEF 8

INT 12

MID 12

SPD 10

DEX 10


んで、30ポイントあるんだけど、これを自由に割り振るの。


ATK 10

DEF 8

INT 22

MID 12

SPD 10

DEX 28



こうなった。

......き、器用さも大事だもん!


『称号·《天性の器用さ》を得ました。』


ふぁっ!?

なんか称号もらったんだけど、助けて、リーブさ~ん!


『称号とは、特定の行動をしたときに与えられ、ステータスにプラスがかかります。《天性の器用さ》は、DEXに+15されます。』


お、おう......

いま私DEX43かあ......

いや、器用なことは良いことだしね。料理とか錬金術とか美味くなりそうだし。


『他に何か質問はありますか?』

「4つ質問-。チュートリアルはあるの?友達と連絡取りたいんだけどNLO内で出来る?で、待ち合わせ場所にちょうど良い場所知らない? 質問数の水増しってできる? 」

『チュートリアルはありません。現実世界のお知り合いの方にはメールアドレスが分かれば一度だけ連絡できます。街の中央に大樹の広場という場所があります。最後の質問は......? 』

「あー、ダメかぁー。《情報を欲する者》的な称号有るかと思ったんだけどなぁ......なんか称号くれない?」

『......』

『称号《欲望に一直線》を得ました。』


なんだろう。この途轍もなく微妙な気持ち......

まあいい。

とりあえず沙紗と萌ちゃんとに連絡しとこ。大樹の広場に集合、っと。


『それでは。 New Life Onlineをお楽しみください。』

「あ、この部屋また入れる? 」

『ふふっ......そんなことを言った方は初めてです。......貴女ならいつか、入れるようになると思います。』

「え、それどういうこと? 」

『改めて、New Life Online をお楽しみください。』


部屋が光に包まれる。


「いや、ちょま......」


視界が暗転した。




お読みいただきありがとうございます。

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