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200文字小説集

おやすみのキス(200文字小説)

作者: 日下部良介

 今日は憧れの彼との初デート。

 バレンタインデーに告白して彼のハートを射止めたの。


 けれど、今朝の天気予報で嫌なことを言っていた。

 敏感な私は常備している薬を服用した。

 そう!今日は花粉が多く飛ぶらしい。


 薬のおかげでデートは順調だった。

 別れ際に彼がお休みのキスを求めてきた。

 私はそっと目を閉じた…。

 彼の吐息が近付いてくる…。

 その時、急に鼻がむずむずしてきた。

 ダメだ…。

「ハクション」

 彼の顔面は私の唾にまみれた。





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― 新着の感想 ―
[一言] 爆笑! 腹を抱えて笑ってしまった!
2015/02/21 13:58 退会済み
管理
[一言] 相手のことを気遣ってあげないと、報いがあるという教訓を含んでいるようですね。 というか、この落とし方いいなぁ。
2015/02/20 19:49 退会済み
管理
[一言] 拝読しました。 災難でしたね、鉄人。でも、好きな人の唾なら、大丈夫でしょ?
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