1 家庭事情
あったかい気持ちで見て下さい!!
1 家庭事情
「ほーらーっっ!!起きろ!!!」
新学期早々、白山家の長男 白斗は叫んでいた。
白山家は両親どちらも海外で仕事をしていて、この家にはめったにいない。だから、長男白斗は、この家の責任者、という係なのだ。
「おはよー・・・。」
もの凄く不機嫌な顔をした次男 白夢はよろよろと階段を下りてきた。
「よし!!白夢!ご飯!!」
「はー・・・。ハイハイ。」
白斗は頭は賢いが、料理はどうにもならない。そこで昔から白夢が料理担当で、今日も、うとうとしながら朝ごはんを作り始めた。
「おはよ。」
「はよー・・・。」
同時に降りてきたのが双子の真白と亜白。
「ねぇ、まだ??お腹空いたんだけど。」
やけにえらそうなのが四男の真白。
「ふぁ~・・。ねーむい。」
で、このマイペースそうなのが五男の亜白。三男はドコって?
「白南ーっっ!!!早くしろ!!」
「はいはーい!!」
ドタドタッと階段を下りてきたのが白山家1番のハイテンション、三男 白南である。
「俺、最後?」
「や、いるだろ。問題児が。」
白夢がフライパンを軽く振りながら言う。
「もー起きてる。」
そう、この家最大の家庭事情は幼馴染の天音杏樹が白山家の一員であること。杏樹は両親を幼い時に亡くしてウチの両親が引き取ったのだ。
「真白・亜白。それから杏樹。早く食べて学校行け!!」
この三人は中学2年生。もう家を出ないとヤバイ時間。
「ハイハイ。」
「もぅさぁ、」
「分かったからぁ。」
三人はトーストを食べながら準備を始める。
「そーだぞ!早く行きなぁ」
白南が目玉焼きを食べながら言った。
「ってバカ!!お前もだ!!」
白夢が怒鳴る。白南は中学3年である。
「おっっ!!そーだった☆」
そう言いつつ4人は「いってきまーす!!」と出て行った。
「はぁ~。静かになった。ん?白夢、何してんの?」
「学校。先行くわ」
「えっ?!ちょっ!待ってぇーーー!!」
白夢は高校1年、白斗は2年だ。
こうして白山家の1日が始まる。
どうでしたか??
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