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独り言2 ~詩というか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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想いと感情と


 愛しいという言葉を知らないまま

 離れて暮らす事の寂しさ

 込み上げる思い出と

 会えない事の切なさを知る


 共に歩いた手を取り合って

 泣かない気の強い君

 ケンカしてもいつも謝るのは

 僕の方が先だったね


 出会いは偶然だというけれど

 好きになったのは必然で

 側にいる事のかけがえのなさ

 言われなけば分からないまま


 叶う事のない想いを抱え

 涙をこらえて空へ微笑む


 新しい何かを求めて

 進んでいく頼りなくても

 気が付かない悲しそうにする

 君の横顔を見る事もなく


 愛しいという感情を秘めたまま

 離れていく駅のホーム

 戻れない思い出と

 見えなかった温かさを知る


 一緒に見ていた空の色

 離さないと誓った握った手

 側にいる事の嬉しさも

 永遠とも感じた時間の中で

 

 叶わない想いを抱え

 涙をこらえて明日へ微笑む



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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~
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