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独り言2 ~詩というか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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答え


教科書に書かれた事を

そのまま鵜呑みにしていた

大人になったと勘違い

親しかった人とすれ違い


あやふやなままでもいい事

正解が無い事が正解だと

素直という名の世間知らず

遠回りよりも最短を好んだ


服を選ぶことを学び

きっかけが無ければ動かない

自分なりに充実している

側にいる人を選ぶようになって


たくさん笑いあうなんて

輪の中に入れる事に戸惑う

靴紐を結ぶ振りをして

自分の足跡を振り返る


それまでが全てじゃないと知った今

そこまでの自分はいったい何なのか

問いかけに応える者もなく

待ってくれる人もいない


誰かのせいにして逃げても

そこから進める事は無い

自分のせいと考えこんで

そこから一歩も動けなくなる


学んだこと学ぶべきもの

凝り固まった選択肢

最短のようで遠回り

不正解か正解かは知らない


大人という不自由な時間

子供という限られた空間

その中で何を学ぶのだろう?

長くとも短くとも

自分と共に進む時間


最後には出せているだろうか?

選んできた選択肢

選ばなかった分岐点


答えが無いのが答え

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独り言 ~詩かエッセイか何なのか~
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