表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
独り言2 ~詩というか何なのか~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
2/25

跡を濁して飛び立つ鳥に


 自信が無くてもそこで

 ひたすら感情を殺しても

 成し得たものを記してく

 か細い手掛かりを掴んでは


 ひどい頭痛にもがいても

 だれにも頼るなんてできない

 わずかに動くもの全部

 泥臭い力に変えていく

 

 あとを濁したまま飛び立つよ

 たとえ誰も知らなくても

 羽ばたいて高く遠くへ

 そこでもがいた自分の姿を


 いつかきっとなんて言葉は

 夢や幻と同じでなんだか重い

 かすかに感じる手応え

 消えていくそれまでの葛藤


 歪んだ現実(世界)でただ一人

 取り残されたように消えるなら

 残されるもの残していくもの

 一つだけでも『汚して』いこう


 あとを濁したまま飛び立つよ

 たとえ誰にも気づかれなくても

 そこでもがいた自分の証

 そこに居たという最後の記し


 

内容は暗そうだけど、実は前向きだったり……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
前作はこちら
独り言 ~詩かエッセイか何なのか~
ご興味があればどうぞ。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ