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それぞれの思いのせい

その日私は寝付けなかった。家族に不満はない。生活にも不満はない。まとわりつくのは不安だ。

私だって好きな物はある。行きたい場所だって食べたいものだってある。

けど、でも、だって。そんな言い訳をして私は何もしない。

生きてる意味って何だろう。毎日同じように動く私は生きてるのだろうか?

楽しいと思えない私は生きてていいのだろうか。


雪は床で寝ると言い張り幸が眠るまで様子を見ていた。

(誰だって不安だし、嫌な事は多いんだよ幸ねー)

さて、しかしこれからどうしたものか。誰か幸ねーの心を温めてくれる人がいれば手っ取り早いんだが、どうも幸ねーは臆病な性格だ。

相手本意で動く事が目立つ。この僕に対してもだ。正直気味悪い位に腰が低い。

過去に何かしらのそうさせるトラウマのようなものが根底にありそうだ。

(しっかしなー友達いなそうだし、話しかけられたら逃げそうだし。困ったなあ)

雪は大きなため息を着いて項垂れた。

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