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洗濯物のせい

ベランダの物干し竿に洗濯物を干す。下着何かは室内だ。恥ずかしい。

「そうだ、雪って服いるよね?」

昨日と同じ服だし、何なら昨日風呂入ってない気が……

「服?いいよ、僕って汚れないから」

ふむ、衛生管理はきちんとしないとね。

「授業まで時間あるし買いに行こっか」

私は財布をとりどして中身を見る。少し心もとないか、上下3着分くらいのお金おろせばいいか。

「あれ?幸ねー話聞いてた?」

雪が首を傾げ困惑している。

「うん?服いるよね?」

「あ、はい。欲しいです」

何か諦めた様な顔で棒立ちになった。

気になることが1つある。それは、

「……雪って無賃乗車?」

妖精?って他の人に見えてないし認識されないならどうやって電車にのるのか。

「そうだね、幽霊だって無賃乗車だし扱い一緒にしといてよ」

「幽霊って居るんだ………」

妖精の言葉だから余計現実味があり、ゾクッとする。

「そりゃーいるよ。感情=幽霊みたいなとこあるから」

玄関を出て鍵を閉める。

「感情=幽霊?」

「未練があればこの世に残っちゃうもんさ」

そんなあっけらかんと。

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