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蛍は焦げる  作者: 愛璃
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手作りの星空

今日は山浦さんとプラネタリウムに行く日!!


私の誕生日プレゼントで、あの最新の設備が揃ったプラネタリウムのチケットをくれた山浦さん。


どうやって手に入れたのか聞くと、


「そんな野暮なことを聞くのはよろしくないなぁ」


なんていつもみたいに妖しく笑っていた。


達斗が後ろから「コネでしょ」ってすっぱり言っちゃうものだから拗ねちゃってたよ。


駅で待ち合わせしてプラネタリウムへ向かう。


『天文部とは言えど、プラネタリウムは久しぶりだなあ…』


「確かに、それは僕もですね」


『ましてや最新設備!楽しみです…』


山浦さんありがとうございます!と言うとお礼はまだ早いですよと笑う彼。


ここのプラネタリウムの魅力は寝ながら星を見ることができるシートがあること。


私たちは寝そべって上を見上げると、解説と共にたくさんの星が空に浮び上がる。


ふと、隣を見ると近くに山浦さんの綺麗なお顔。


なんだか不思議な感覚だった。


それに正直に話すと、やはり私と山浦さんの方が知識が豊富で解説よりも盛り上がってしまった。


人工とはいえ好きなものが真上に広がっていて、隣を見ると想い人の顔。

好奇心いっぱいなのが顔に溢れていて、解説が入るというのに


「山浦さん、あれは…ですか?」


「山浦さん、これってこんな説もありますよね?」


なんていちいち奈美が顔を見て聞いてくる度に山浦の心は踊った。

普段、この二人が二人きりになることが少ないためこの幸せな時間を山浦は存分に噛みしめた。

同時に、普段こんなにも幸せな気持ちを他メンバーが二人でいる時に感じているのだと思うと少し複雑に感じた。

上映が終了し、ドームから出る際、満面の笑みでお礼を言われた時はさすがに照れてしまうのであった。


プラネタリウムのあとは、おしゃれなカフェで夕ご飯を食べることに。


私が相変わらずグラタンを頼むので、山浦さんはまたそれですかと笑う。


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