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蛍は焦げる  作者: 愛璃
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プロローグ

ドがつくほどの素人なので文面に誤りがある場合があります。

それでも楽しんでくれたら嬉しいです。

「ごめん、奈美にはきっと、もっといい人が沢山いるから。

だから……別れよう。」


そう言われて達斗と別れてから約一年が経った。

私は未だにその言葉に呪われている。


今でもこんなことを思い出すくらいなのだ。想いを断ち切れていない。



山崎達斗やまさきたつと榊奈美さかきなみの一つ上で、大学に進むとともに地元で会うことはなくなった。

そして彼女は春から彼の通う陵徳大学に進学が決まった。

まだ出会うことの無い人と出会うこのドキドキは彼と再会するかもしれないということへのドキドキには勝らない。

しかしその淡い期待も叶わず、大学生活にも慣れてきて少し時が経ったというのに一度も達斗を目にすることはなかった。

彼女の日課は休み時間に大学内を歩き回り、図書館で勉強をして帰ること。

ストーカーまがいなのは彼女自身、百も承知である。

それだけ彼女の達斗への想いは熱いものだった。


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