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「「恐るべき軍団」」

3「恐るべき軍団」

笹木が来てからと言うもの

被服室の後ろの棚は、確実にプラモデルが、戦略していた

歩兵500人 戦車二台 戦闘機 一台

其れは、ぬいぐるみを端に追いやるだけの

歴戦の勇士を、その体に刻むだけではなく

何重にも細工されたペイントは、本物とみまごうかと思うようなリアルさであり

ウサギが怯えているようにさえ思えるが

その手に持った包丁は、戦闘意識の現れだろうか

その中でも、特出しているのは、オリジナルパーツの制作だろう

本来無いような小さな部品

有るはずのない出っ張りの補修

其れは、正規品よりも余程巧く

確実に店の売り上げが上がっている

「しかし、笹木君」

「はい 何でしょう」

同い年だが、この笹木という男は、妙に敬語なぶぶんがある

「君はこの部品を、どうやって作っているのだ」

「あっそれは」

そこで聞かされた、話は、まさに青天の霹靂である

かれの実家は、初めて聞いたが歯医者であり

そこで使われるシリコン型を、よういて

海外製の模型の型を取り

其れを、パーツごとに、使ったり

自作した物を、コピーしているという

其れを聞いたとき

宮内の中に、言いしれない恐怖が浮かんだ

其れは、無限に思える

造形への道筋だった

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