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「「新たな部活」」
1「新たな部活」
宮内のクラスは、空前の子宝ブームなのか
寂れた田舎にも関わらず
300人にも登った
その上、学校では、部活が定められていたため
大半が、既存の部活に、吸い込まれていったが
しかし、宮内は、違った
この学校で、面白い奴を見つければ、そいつに、模型を造らせて、其れを校内に飾ることにより
いよいよ、店の繁盛間違いないし
そんな思案の後
入学当日に、部活申請書を、職員室に持ち込んだのだ
彼のほかには、呪い愛好会 読書をしている人を観察し研究する会 見たこともない話を収集する民族学部
など、話を聞いただけでは、想像できない生徒達がひしめき合い
そのせいか、教師には、ため息を、一つつかれ
許可された
模型部
それは、西校舎した
家庭科室や理科室がならぶ愛好家および部活が、多く入っていた
その中で、一番隅
トイレの真横という恐ろしい場所を、指定された
部屋自体は、狭くはないが
しかし、被服部や、ぬいぐるみ部などが、角部位を強奪しており
模型部に示されたのは
大人数用の机一つだった
「さて、部員でも探しますか」
宮内は、一人つぶやくと部屋を出た