表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/100

入学編 04

「それでね、その子のお姉ちゃんが……」

リビングでのんびりお茶を飲みながら梨緒が早速学校の話をしている。

話を聞く限り(休み時間でもだが)早速友達を作って打ち解けているようだから一安心だ。

「そうか、そうかー」

啓悟がにやにやしながら梨緒の話を聞いている。

こいつの笑顔さえなければ、この場はほんわかした空気になるのに。

啓悟はうんうん、と相槌を打ち、梨緒は日だまりの笑顔で語る。

まぁ、啓悟の笑顔は消すと、平和なのが分かるだろう。

さて、今日はちょっとしたサプライズがあるのだ。


梨緒合格祝い遊園地計画。


そのまま。内容言わなくてもタイトルで分かるという。

今週の土曜日に遊園地へ行くのだ。梨緒と啓悟と梨緒の友達と。

俺は……なんだか部外者というか人の年頃の妹についていくのもなんだかとか……

つまりは気まずい。

それに、梅田が言っていたこともあるからな。

高校では最低限梨緒には近づかないようにしよう。そろそろ過保護もやめなければ。

ということで。

俺はちょっと、啓悟にアイコンタクトをしてみた。

気づくだろうか。

啓悟は梨緒から目を離し、一瞬こちらを見た。

流石はシスコン。梨緒のことについては抜け目がない。

梨緒が一段落したのか、お茶を飲んでいる。

と、啓悟が梨緒を真剣な眼差しで見た。

梨緒が、この部屋の空気が変わったことに気付いたのか、コップを置いても口を開かない。

「梨緒」

啓悟が名前を呼んだ。

……いやいや打ち合わせと全然違う。サプライズじゃないよこれ絶対説教の空気だよ。


亀更新すいません、しかも話進んでない…!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ