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愛食憎食
Twitterに投稿した作品を加筆修正しました。
僕の醜さに君が気づく暇もなく、
無防備に晒された細首に喰らいついて骨まで砕いてしまいたい。
悲鳴さえも手の内に囲い、断裂する首筋から滴る赤を啜りながら徐々に内部まで侵し、最後は僕の血肉にしてあげたい。
ダイヤモンドの輝きが濁る瞬間。
僕はどんな瞳で君に愛を捧げればいいのか。
いつまでも清らかで純潔な君。
誰にも汚されることのないように、僕が、僕だけが守ってあげるから。
それが僕を狂わせた貴女への愛情であり復讐。
さあ、始めよう。
愛する者が最後の晩餐を。
あなたが〝あなた〟でいられる、
最期の帳が下りるまで。




