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何者でもない願い事

「正義のヒーローになりたいんじゃない。普通にいきたいだけ」


「どういう意味?」


「そのままの意味。愛も勇気も要らないから、ただ〝人〟として生きて、逝きたいだけ。本当に〝ただ〟それだけ」


「ふうん。なんか普通なんだね。男の人は何歳になっても格好良く死にたいもんだと思ってた」


「人それぞれだよ。君の願いは?」


「うーん。大金持ちになって楽になりたいとかかな。ほら、やっぱり、さっきのクリスマスの願い事は〝ありきたり〟だって」


 当たり前だと言える今日は、君の帰宅に合わせて部屋の飾りつけをしたり、君の代わりに料理を仕込んでおいたりしたからなんだよ。

 僕が帰宅した真っ暗な部屋の温度を君が知ることはないだろう。

 

 そしてこれが最後の二十五日だということも――

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