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一週間の思い出の単価

 可燃の日には、燃える恋を捨てた

 不燃の日には、未消化の思い出を無理矢理処分した

 廃プラペットの日には、キッチンにある空容器や食材のトレーなどの、料理の記憶を廃棄した

 段ボールの日には、家族の動向や行動を形成してきた道具を取り出してから空箱を縛った

 荷台に詰め込まれていく行き場のなくなった家電や家具は、未練にも似ているようで。

 飲み込まれていく記憶の残飯と残骸は明日への不安を想起させた。

 いつしか臭いと共に匂いも消えた。

「〇〇〇〇円です」

 手渡された請求書の額こそが二人の時間の値段。あまりにも安い支払いを済ませると、腹を抱えて笑った。

「今日は贅沢にビールと焼肉だ!」

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