表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/45

詩集2

タグ集2です。

『風化』

何度消えても、何度だって浮かぶ瞬間はある。

良くも悪くも忘れられない出来事は、その人にとって一生モノだ。

だからいう。

見えないものに化けて流されて失うくらいなら、それは偽物か捏造なのではないかと。

所詮他人事だと。

向こう岸にいる誰かが、風化という言葉が間違いだと言った。


『分解』

笑顔という武器をもって強くなった。

強さを追求した果てに孤独を知った。

孤独の先に人の温もりを感じた。

武装を解いたら〝自分〟が待っていた。


『特別』

行ってきますからただいままでを繰り返す。

おはようからおやすみなさいまでを毎日、毎日、当然のように言っていた。

「ただいま」

――――

空の返事。

もう、誰もいない。

当たり前だった〝日常〟は一瞬で霧散した。

後悔する日が来ると知っていたら――

「ありがとうって言えたのに……」

拳を包む手は存在しない。

冷たい空気だけが漂う。

それでも前へ進むしかないんだよ。

と、誰かが言っていた。

『ありきたりで、退屈なだけの日々にも必ず意味があるから』

信じて。

灯火が揺れた。舞う橙、触れる花。

今日という日を忘れないために――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ