039 6日目:ペットの能力
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今回はペットの性能について語っております。
・・・「ペットがチート」タグ追加しようかな(^^;)
夜にログイン後、僕はスライムハウス(スライム専用モンスターハウス)に移動した。
ここで改めてペットを召喚するためである。
わざわざここまで来てペット召喚するのには理由が有る。
それは目立ちたくないからである。
まあ、ペットを連れて歩けばどうせ目立つ事には違いないんだけど、せめてペットの能力を確認する間は誰にも邪魔はされたくなかったんだ。
そんな訳で、早速消費アイテム欄に有る【ペット:テイルフォックス(コン)】を使用する。
使用した直後、光の粒子が集まりだして徐々にコンを形作り、一瞬光った後にコンが現れる。
「キュ~イ♪」
はぁ~、相変わらずモフモフで可愛いなあっ!
すると、目の前に数字が現れてルーレットが始まった。
キャラ作成時に見た覚えの有るそれは、たしかボーナスポイントを決めるルーレットの筈だ。
ペットでもボーナスポイント決められるんだな~と考えながら、適当なタイミングでポチッと決めた。
出た数字は10。
もうちょっと頑張ろうかな?と思ったけど、どうも既に確定してるっぽい。
ペットのボーナスポイントは変更できないらしい。
1出なくてよかったーっ!と胸を撫で下ろす。
まずステータスを確認してみようか。
キャラクター名 コン(ペット)
種族【テイルフォックス】/サブ職業 無し
レベル1
HP 90/90 MP 75/75
攻撃力 13 防御力 14
力 13
体力 16
知力 18
素早さ 16
器用さ 10
魔力 16
運 15
ボーナスポイント 10
装備 武器:ナシ 頭:ナシ 体:ナシ 装飾品1:ナシ 装飾品2:ナシ
特殊能力
アクティブスキル
【尾撃(狐)】Lv1
パッシブスキル
【火属性強化】Lv1
7割まで強さが弱体化している筈なのに、レベル1で既にこんなステータスかよっ!って、スライムが低すぎるんだったそうだった。これが普通なのか・・・。なのか?
意外な事に、スキルを二つしか覚えていないようだ。
【火属性強化】は火属性の攻撃と防御にボーナスを得るスキルだが、【尾撃(狐)】は見たことがない。多分テイルフォックス独自のスキルだと思う。(狐)って入ってるし。
一定レベルが上がるごとに尻尾が増え、その都度技を覚えて行くらしい。
最大本数9本。最終的には九尾の狐か。なるほど、ユニーク種族の名に相応しいモンスターなんだな。
さて、スキルを覚えさせようか。
習得可能スキルの一覧を開く。
ん?なぜか武器マスタリーが一つ有る。
【短剣マスタリー】
短剣の扱いにボーナスを得る。短剣での攻撃ダメージと攻撃速度が上昇。
装備できるのか・・・?
まあ、武器装備欄が有るからには装備できるのかもしれない。
攻撃力の底上げにもなればいいな~と考えつつとりあえず取得する。
後は・・・そだ、【火属性強化】持ってるんだから【火属性魔法】覚えさせてもいいよな。あ~でも5ポイントも消費するのか・・・。
武器マスタリーは1ポイントなのに魔法が5ポイントって差が有りすぎじゃね!?
んー、ここで5ポイントも消費するのは大きいな。ステータスアップとか取りたいのが全部取れない・・・。
・・・ん?待てよ?最初にこっちを取ってしまえば・・・。よし出来たっ!
最初に武器での攻撃を考えて【ステップ】と【ジャンプ】を取得した。野生の狐だって、自分より小さくすばしっこい獲物を尻尾を使った華麗な体捌きで狩るって話だし、無駄になるまい。てかならないでっ。
そしてステータスアップ系を【パワーアップ】【バイタルアップ】【インテリアップ】【スピードアップ】【マジックアップ】の5個を取得。
これでBPは残り2ポイント。しかし、元々のスキル2個と新たに取得した8個のスキルのスキルレベルの合計が10になった為、新たにBPが3ポイント手に入り、これで合計5ポイント。無事に【火属性魔法】をゲットする事が出来た。
ここまでやったんだから無駄にならないことを祈る(切実)。
スキルは終了。
装備は・・・短剣については後でダガーs、ダガーに相談しよう。ん、さんをつけないのには中々慣れないな。
戦闘モードへの変更は・・・出来ないか。まあ、戦闘可能なフィールドじゃないしな。後でいいか。
よし、次はルーだ。
コンはその辺で走り遊ばせつつ消費アイテム欄から【ペット:巨鳥ルフ(ルー)】を使用する。
コンの時と同じエフェクトが発生し、ルーが姿を現す・・・
「ギュアァァ!」
と同時に僕の方に飛んできて止まりおった。食い込むっ!?潰れるっ!?
【軟体】の限界まで体が潰れて伸びました。
別にダメージが入るとかはないんだけど鋭い爪が食い込んでくるのは勘弁して欲しい。早急に対策を考えねばっ。
と考えている間にもBPのルーレットは回っている。
「適当に~~えいっ。」
ポチッとルーレットを止めると「5」と出た。うわ~、ちょっと低め出ちゃったヨ・・・。
とりあえずステータスを見てみよう。
キャラクター名 ルー(ペット)
種族【巨鳥ルフ】/サブ職業 無し
レベル1
HP 305/305 MP 139/139
攻撃力 34
防御力 38
力 34
体力 42
知力 25
すばやさ 43
器用さ 22
魔力 32
運 26
ボーナスポイント 5
装備 武器:ナシ 頭:ナシ 体:ナシ 装飾品1:ナシ 装飾品2:ナシ
特殊能力
アクティブスキル
【風羽)】Lv1
【風属性魔法】Lv1
【飛行】Lv1
パッシブスキル
【風属性強化】Lv1
ぶっ!Lv1でこの能力かっ!最終進化種は伊達じゃないって事か・・・。
序盤でこれだと無双ゲーになってしまわないか?ちょっと心配だな・・・。
スキルもこれまた少ない。もっと覚えていてもいいんじゃないか?
ステータス的に魔法より物理攻撃に秀でているみたいだけど、覚えているのはほぼ魔法系。
【風羽】は巨鳥ルフ専用のスキルのようで、一般の鳥系が持っている【羽】に風属性が付いたもののようだ。
スキル説明には『羽を使って攻撃する。レベルが上がると技を習得する。風属性の技も習得できる。』とある。
『羽を使って攻撃する。レベルが上がると技を習得する。』までは【羽】と同じで、【風羽】となると『風属性の技も習得できる。』となるみたい。
しかし気になる点が一つ。一般的に鳥・・・と言うか猛禽類の攻撃方法といえばその鋭い嘴と鉤爪ではないだろうか?
勿論、ルーにも凶悪なくらい鋭い嘴と鉤爪がついているが、アクティブスキルとして覚えていない。
以前、マリーさんから聞いた話だけど、獣型のモンスターはスキルでしか攻撃方法が存在しない。基本的に剣や槍等の武器を持つことが出来ないからだ。この際コンの事は横に置いておく。ユニーク種族の特権?特徴?とか何かあるのかもしれないから。
そんな訳で、スキルとして習得していない以上、例え嘴で突いたり鉤爪で引き裂こうとも相手にダメージを当てることができないのだ。
鳥系として必須であろうその二つのスキルを覚えていないのはおかしい。
そう思って習得可能スキルリストを上から順番に探っていく。
リストをスクロールしてゆく。・・・無い・・・無い・・・無い・・・無い・・・・・・ん~と、おっ?有った!!
スキル【クチバシ】【カギ爪】を見つけた。なぜかスキルの名前表示が白でなく緑色をしていたのですぐ目に付いた。というかリストの一番下だったんだけどネ。
消費するBPはどちらも4ポイントだった。二つとも覚えるには3ポイント足りない・・・。
どちらにするか迷った挙句、とりあえず【カギ爪】を取得しておいた。【クチバシ】は次に確実に取得させてあげよう。ステータスアップ系は早急に覚えさせる必要はないでしょ。こんなステータスだし。
一通り確認を終了し、しばらく2匹のペットを眺めていると、
「ぅわっ!?何々?大きな鳥がっ!!」
と背後から声がした。
びっくりしてルーを乗せたまま振り向くと、そこには黄色くなったマリーさんがいた。
なぜコンは火属性魔法を習得していなかったのか、その理由を深く考えずスキルを覚えさせたシロっちですが、後々判明していきます。
ちなみにコンとルーのスキルの少ない理由ですが、それぞれの種族に進化&転生に『最低限必要となるスキル』と、『進化後の種族特有のスキル』だけを覚えた状態で生まれてきたからです。
順当に成長していればルーの【カギ爪】【クチバシ】や、コンの【咬み付き】(←本編ではまだ出してない)は覚えた状態で進化していたでしょう。
最初から上位種で生まれてしまった弊害です。




