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41時間目【国語/2】

-5年1組/四時間目・国語-[我々ハ宇宙人デアル 著者:セニョリータ加藤]

俺は毎日、お天気お姉さんの笑顔を楽しみにしていた。しかし突然、

『番組の途中ですがニュースをお伝えします』と男性アナウンサーが言いやがった。下の方に、お天気お姉さんの猛烈お天気情報は中止となりました、と文字がでていた。


俺はお天気お姉さんに会えなくて叫んだ、

「どうせならアナウンサーもお姉さんにしてくれ!」

力のかぎり叫んだ。


仕方ないから、番組の途中ですがどんなニュースをお伝えするのか見ることにしようではないか。




『お天気お姉さんさんが、宇宙人に捕まりました』




……このアナウンサー何言ってんだ?馬鹿じゃないか?アホじゃないか?俺はそう思った。しかし(≧ω≦


『ワレワレハ宇宙人デアル。地球ヲ侵略シニヤッテキタ!マズハコノ小娘のカ弱キ心ヲ侵略シテヤル!』


宇宙人は画面に映った。

しかも、宇宙人写メを撮られてる。しかも、写メを撮られて嬉しがってる。しかも、記念撮影はお一人様千円って書いてる。しかも、レディース割引してる。


「コレはヤラセなのか?」

だって、たまに映るスタッフの顔がニヤニヤしてるし。これはきっと、子供や若い世代をターゲットとしたイベントなんだ!コレ以外考えられない(^.^)b


そう思った次の瞬間、


『ナニイ!?ヒルズTVの方がレインボーTVよりギャラが多いだと( ̄□ ̄;)!!

よっしゃ。そんじゃヒルズTVに行きますか〜』


信じれない映像が映る。


『つー事で、レインボーTVにはもう用はないからさ。バイバ〜イ(^Q^)/^』


宇宙人は大きく口を開けた。そして、ドコからかカウントダウンをする渋い声が聞こえた。


3……2……1……


:^o^)≡≡≡≡≡≡≡≡≡


口から放たれたのは破壊力抜群の光線だった。


「マジかよ……(*_*)」

俺は唖然としていた。


そして何故か、破壊力抜群の光線はTVからでてきた。



ーー謎の宇宙人によって、レインボーTVと俺を消してしまった。果たして彼らは何が目的なんだろうか?



松下先生が、黒板を思い切り叩いた(殴った)。


「いいかクソガキ共!面倒臭いから一度しか言わないので、よ〜く聞きやがれ!凸(-_-χ)」

何故か生徒達に喧嘩を売っている松下先生。

「……」

生徒達は息を凝らしている。

「よーし。じゃあ面倒臭いけど、言いますかぁ〜」

「……」

生徒達は固唾を飲む。

「この作品は、セニョリータ加藤先生が見た夢を参考にして作ったらしいの。夢では、宇宙人は変人だったの。でも、小学生にあんな衝撃的なモノを想像してほしくないって事で書かなかったの。私は、小学生だからって差別してほしくないの。だから、宇宙人がどんな変人だったのかを皆考えてみて!時間ないから、考える時間は一分ね」



-そして一分後-

「時間ないから、五版のクソガキ達の解答を見てみましょう* ̄∀ ̄)b」



Q.宇宙人はどんな変人だと思いますか?


A.

・夜なのに朝マックを注文しようと思ってる(翔太)・人間は両生類だと思ってる(雫)

・三途の川を泳ぎたいって思ってる(祐介)

・コンドルのパンツがくいコンドルところを写真に収めたくて、コンドルを捜そうと思ってる(梓)



「よく出来ました(^-^)」

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