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38時間目【ハーン】

今日は何日?まだ20日ぐらだと思うんだけどね〜。


「えっ?……31日?」

カレンダーの前で、氷のごとく固まる翔太。

「宿題まだ残ってるよ!どうしよう……」

あたふたしている少年。



その時、

〈ピーンポーン〉



「忙しいのに、誰?」

翔太は玄関へと向かう。



〈ガチャッ〉



『ただいまでコザイマス、ご主人様。隣町まで、買い物に行っていましたの』

ソコにはAFSPがいた。彼らは何故か、メイドの格好をしている……。正直ひくよ!変態だと勘違いするよ!

「……その格好、メイドさん?」

呆れた顔をしている翔太は、目を細めている。

『萌え萌えですよね』



〈ガチャッ〉



ドアを閉めた翔太は。こんな事をしている暇は僕にはない!今は一秒でも時間が惜しいから、一秒でも時間を無駄にできないんだ!あんな変人達と関わってるより、早く計算ドリルをやらないとo≧▽゜)

と心の中で思っている。



〈ピーンポーン×∞〉



「ウルサイから、萌え萌え(?)なメイドさん達を家に入れよう」



〈ガチャッ〉



『熱いなぁ゜゜τ(■皿■)』ソコには、腰を落として煙草を吸っている萌え萌えなメイドさん達がいた。

「閉めようかなぁ?」

翔太はそう思ったが萌え萌え(?)なメイドさん達の中に、何故かメイドさんの格好をした雫がいた。


「煙草は体に毒なのよ!煙草の点火部から立ち上るけむりの副流煙は、煙草を吸う人が吸い込む煙の主流煙よりも有害な物質が多く含まれているのよ!」

雫は、とても分かりやすい説明でAFSPを驚かせる。


『分かりました、お嬢様』彼女達(?)はお嬢様に頭を下げて、喫煙する事を決心したのだった。

「……図書館で宿題した方が、はかどるかも(-_-)」



AFSPの皆さんは、

『あらま、牛乳を買い忘れましたわ〜。急いで買いに行かなくてはなりません』僕を気遣ったのだろうか、そう言うと全速力で走った。棒読みだったけど、僕と雫ちゃんを二人きりにしてくれたんだから、感謝しなくちゃイケないね!

有難うゴザイマス(^O^)/


「翔太君!ぼーっとしてる時間はないだっちゃ」


だっちゃ……?


「今日で夏休み終わりなんだから急いでやらないと!さぁ、早くだっちゃ」


この作品有名だよね。


「ココとココが分からないんだ〜。っていうか、苦手なんだよね」

翔太は、【元の襲来とその影響】が苦手だ。

何が苦手かというと、チンギス=ハーンとフビライ=ハーンである。二人の名前がとても似ていて、どっちがチンギスでどっちがフビライか分からなくなる。

それと、授業で習う前はハーンじゃなくてハンだと思っていたらしい。


「私は、平氏の繁栄の平氏専制を示す平時忠の言った言葉が苦手だなぁ〜」

雫は日本史が大好き。なので、雫の前では日本史の事を話さない方がいい。

「それより、チンギス=ハーンとフビライ=ハーンの違いを教えてよ!」

時間が無くて慌てている。

「朝鮮半島南部での立場を有利にするために中国王朝に朝貢した倭国王は良いわね♪総称して倭の五王。個別には、讃・珍・済・興・武」

誰か雫を止めてくれ!彼女はこんなキャラじゃなかったぞ。夏休みに遊びすぎたのかなぁ?

「確かチンギス=ハーンの孫が、フビライ=ハーンだったような……」

頭を抱えて悩んでいる翔太。てか、小学校で習わないと思うんだけど。

「それとね〜、中臣鎌足があんな事をしたのはーー」



翔太が徹夜で宿題を頑張ったのは、言うまでもない。

今回は、ある意味マニアックでした(笑)作者は歴史が苦手なので、書くのに苦労しました(o^o^o)   それと、サブタイトルは悩みましたね〜。【宿題】にしようか【31】にしようか……まぁ結局【ハーン】にしましたが!      次回から二学期がスタートです。これからもBoy Meets Girlをよろしくお願いします!それではまたお会いしましょう(^O^)/

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