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23時間目【クーラー】

「ただいまぁ〜」

炎天下の下、ラジオ体操を終えた翔太が帰ってきた。ドアの隙間から、熱気が家の中に入ってきた。

髪の毛は汗で濡れていて、Tシャツも汗でビショビショ。翔太は、汗だくになっている。


「おかえり〜。それにしても、夏休みだってのに御苦労様だよなぁ〜。自慢じゃないが、俺はラジオ体操は三日坊主じゃなかったぞ」

トランクス一枚で、拓真はカリカリ君を食べていた。


「そーいえば、何でお兄ちゃんまで汗だくなの?」

兄と同じく汗だくの翔太が、汗だくの兄に聞く。

「それがさぁ〜。クーラー付けるのが大変でさ」

弟と同じく汗だくの拓真が、汗だくの弟に答える。



「そこの汗だくブラザーズ!さっさと、お風呂に入ってきなさい( ̄□ ̄;)!!」

リビングから、涼子の声が聞こえた。多分彼女は、クーラーがフル稼働中のリビングから、一歩も外に出たくないんだろう。


「人の苦労も知らないで」

「お兄ちゃん!早くお風呂に入るよo(^-^)o」




━━━━━━━━━━━━野郎の入浴シーンは、カットしちゃいます。

━━━━━━━━━━━━




「何でカットするんだ!女性読者の事も考えろ!」

「お兄ちゃん!暑いからリビングに行くよ!」



-リビング-

ソファーの上には、涼子が寝転がっていた。

今日は会社の人が来たので、下着ではなくビキニだ!彼女の普段着は、下着かビキニしか見た事がない…。出掛ける時は、何故か毎回スーツを着ちゃう。


「あの子達にやらせたら良かったかなぁ?拓真に迷惑かけちゃったしね〜」

涼子は、暇な時は独り言を大声で話す。涼子を一人にしてしまうと、淋しくて泣いちゃう恐れがある。


〈ガチャッ!〉


「わぁ〜!涼しぃ〜!」

そんな翔太は、下着一枚。

「クーラー最高だな!」

そんな拓真は、下着一枚。


「二人とも偉い!やっと、下着姿が素晴らしい事に気付いたのね?:涼子」

彼女は何故こんなにも、下着に拘るのだろうか?

「着替えがなかっただけだよ:拓真」

クーラーの前で、仁王立ちになっている。

「なんだ…機嫌が良くなかったから、お小遣いでもあげようかなぁ〜と思ってたのに残念:涼子」

同じくクーラーの前で、仁王立ちになってみる。

「何円ぐらいくれたの?」

クーラーの風力を最大にした。

「500円かなぁ」

クーラーの温度を下げまくった。



その時、

「カリカリ君が無い!お小遣いで買った、常呂店味・唐辛子味・明太子味がドコにも無いよ(;>0<)ノ」

今にも泣きだしそうな声が、キッチンから聞こえた。


「ごめん。翔太のカリカリ君、私が食べちゃった」

そう言いながら、翔太に近づく。そして、hug。

「お詫びに、今日一緒に寝るから。許してくれる?」

「うん…」

翔太の頬っぺたは、少し赤くなっていた。

「照れなくていいわよ。寝るだけだから」



「お姉ちゃん…僕、頭が痛くてとても寒い…」

言い終わった直後、翔太はその場に倒れ臥す。

冷房を付けた涼しい部屋はいいですよね!     でも、あまり冷房を付けた部屋にいちゃ駄目ですよ!たまには、外に出るのも気分転換になっていいかも☆皆さんは28゜Cにしてますか?僕はやってます。   妹は、19゜Cにしてました。扇風機はあまり電気代がかからないみたいなので、オススメですよ!試してくださいネ(^O^)/

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