13時間目【更衣室】
体育の授業が終わり、生徒達は更衣室へ向かう。
「男子は、女子更衣室に入らないように!」
と言うのは、体育担当の中田先生。
名前が秀樹なので、皆からはヒデと呼ばれている。
「小学生だし、まだそーいう事に興味ありませんよ」
と言うのは、呆れ顔をしている松下先生。
「最近の小学生は、ませてますからね〜。興味あったり、しますよ(^o^;」
〈バコッッッ!〉
「犯罪者になる前に、成敗してくれる(`´)」
口より先に、手がでた。
-男子更衣室-
「お前ブリーフなの?まだまだ、お子様だな〜」
「だって、ムシキン〇好きなんだもん(>_<)」
男性は、誰にでも経験があるのではないでしょうか?
「アレ、何やってんの?」
目を(?_?)にしている翔太が、祐介に聞いた。
「アレはブリーフをはいている人を、からかっているんだよ」
「えっ?何で?」
「トランクスは大人!って感じがするけど、ブリーフはこども!って感じがするからかな〜?」
そんな祐介は、からかわれたく無いのでトランクス。
「よく分からないよ…」
因みに翔太は、トランクスだったりする。
-女子更衣室-
「由美って、大地君の事好きなんでしょ?」
「えっ…(//^∧^//)」
「顔赤くなってんじゃん!大地君の好きなんだ〜」
「違…うよ…(//∧//)」
女性は、男性と比べて大人ですよね〜。
「梓は、好きな人とかいるの?私は、ヒ・ミ・ツ」
「梓はね〜、好きな人いるよ〜(ノ≧▽≦)ノ」
梓は、雫に抱きついた。
「で…誰なの?」
「私の好きな人は、エドワード様なの〜(^∀゜)ノ」
「エドワード…?外人?」
「弟のアルも好みなんだけど、人じゃないしね〜」
「人じゃないって…何?」
「でも、大差もいいかも」
「よく分からないよ…」
-再び男子更衣室-
「昨日のポ〇モンみた?博士凄かったよね!」
「アレは凄いよね!博士レギュラーにしてホシイよ」
レッドとグリーンをやってた事を、思い出します。
「〇ケモンは、アメリカでも人気だったよ〜」
「そうなんだ?」
「僕は、デ〇モン派だったけどね〜(^皿^)」
「愛川君って、ホントにアメリカに住んでたの?」
-再び女子更衣室-
「昨日のドラマみた?あの教師最悪だよね〜」
「確かに!生徒を何だと思ってるんだろう?」
小学生って、ドラマとか見たりするのかな?
「雫も昨日のドラマ見た?私は勿論見たよ!」
まだ雫に抱きつていた梓が、耳元で言う。
「私は、寝ちゃったから見てないよ」
「そうなの?因みに、どんな夢を見たの?」
「銀河鉄道99〇みたいな感じの、夢だったかも」
「羨ましいな〜(;'0')」
-その頃の5-1-
「遅い( ̄□ ̄;)!!」
松下先生の機嫌は、悪くなった。