12時間目【オタク】
オタク…それは、ある事に関して誰よりも詳しい人の事を言う。
そしてそのオタクが、5年1組にもいたーーーーーー。
-給食-
本日のメニューは、
・肉まん
・焼肉
・肉団子
・肉親
という、肉だらけ定食!
「皆って、趣味は何?僕は、映画鑑賞だよ:翔太」
「私は、歌を聴くことかなぁ〜(*^▽^):雫」
「僕は、小説を読む事かな:祐介」
残るは、一人だが…、
「そんな事よりさ、昨日のドラマ見た?合コンできない男っていうヤツ!」
雫は何故か、話題を変える。何でだろう(・・?)
「梓ちゃんの趣味は、何なの?」
何も知らない翔太は、何も考えずに尋ねてしまった。
「梓の趣味?梓の趣味はね…梓の趣味は…」
モジモジしてるけど、トイレに行きたいのかな?
(〃。。)σ‖ツンツン
「雫ちゃん?何?」
雫に頬っぺたをツンツンされた翔太は、雫の方へ顔を向ける。
「このノートに、なんて書いてるか読んでみて」
「うん…」
ノートには、
次回へ続く\(^O^)/
と書かれていた。
「何でこんな事書いたの?」
「梓の趣味の話が、マニアックすぎて分からないか」
「えっ(。д゜)」
もう引き返す事は不可能!
「私の趣味はね…漫画・ゲーム・アニメなの♪」
目が、☆キラキラ☆している。オタクだからかな?
「私の好きな殿方はね〜、眼鏡が素敵なオタコン様なの〜♪本名は、ハル・エメリッヒって言うんだよ!」
彼女は一体、何の話をしているんだろう(?_?)
「こんなに素敵なのに、何で主人公じゃないのかが不思議なのよね〜。スネークより、オタコン様の方が格好いいよネ♪」
どうやら、メタルギアソリッ〇の事みたいだ。
「私は、四班に避難するから。あとよろしくね」
雫が逃げた(>_<)
「僕は、頭が痛いし保健室に行くね」
祐介が逃げた(>_<)
「ちょっと待ってよ!僕も逃げるよ!」
(σ`д´)σ))д)゜
「逃がさないよ♪貴方は、生け贄なんだから♪」
-その後-
「私は、ソラとリクよりロクサスが好き!だって、可哀相じゃん♪」
…
「ツトム様の作品は、最高ね♪スカイハ〇とか爆〇列島とか、最近では〇道がお気にだけどね♪」
……
「テニス〇王子様は、梓のお兄ちゃん達でイッパイだから、好きな作品なのよね〜♪」
………限界だ。