11時間目【ドライブ】
「何処に行きたい?お姉ちゃんが、何処にでも連れてってあげるよ(^-^)」
涼子は、いつもどおり下着姿。何故に彼女は、いつも下着姿なんだ?まあ、若いからいいんですけどね。
「僕この街の事あんまり知らないから、ドライブがいいなぁ〜o(^-^)o」
「食パンを食べながらはしゃがない!少しは、落ち着きなさい」
下着姿の貴女に言われてもね…若いから許しますが。
「ご馳走様!さっ、早く行こうよ!一日はあっという間なんだから、迅速な行動が大切なんだよ!」
と朝から元気な小学生は、若くして社長になった姉の手を引っ張って玄関へと走り、ドアを開けた。
「私まだ下着だから、着替えてくるね(^-^)」
「少しは慌ててよ…」
-数分後-
「じゃあ、当てもなくさまようわね〜v(^0^)v」
涼子は、上機嫌でそう言った。今日は彼女が運転手なので、少し不安…。
「シートベルトをしっかり付けないと、怪我するぞ」
何故不安かと言うと…。
「お姉ちゃんの運転は、ジェットコースターより恐いからね〜(笑)」
涼子の運転は…。
命に関わる運転かも。
「でも、コメディーだから例え死んじゃっても、次の話では必ず生き返ってるよ〜(笑)」
マイペースな涼子は、時々周囲の人を巻き込む。
「お前ら何が、(笑)だよ…。笑えねーし」
いつも拓真は、姉に巻き込まれる被害者だ。
「Lets GO(^O^*」
翔太は、楽しそうだ。
〈Caution!〉
ここからは、勢いだけでお楽しみ下さい。
出発の前に、酔い止めの薬をお飲みになる事をお勧めします。
-ドライブ開始!-
「アッチに見えるのは、ファミリーレストラン晩餐会。店内はとてもアットホームで、家族連れが多いわね。ファミリーレストランだから、家族連れが多いのは当たり前かな?」
(ノ≧▽≦)ノ
「コッチに見えるのは、ホームセンターのソーナン。とりあえずココには何でも揃ってるから、探し物があるならソーナンに行きなさい!それとどーでもいい事だけど、遭難じゃなくてソーナンだからね〜」
(ノ≧▽≦)ノ
「姉貴!信号無視すんな!事故ったらどうするんだよ(。д゜)」
「アハハハ、楽しいよ〜!もっと速く〜\(^O^)/」
「ソッチに見えるのは、レンタルでお馴染みのTSUDAYA。TSUDAYAのカードは、コンビニのノーソンでも使えるって知ってた?それとどーでもいい事だけど、農村じゃなくてノーソンね〜」
(ノ≧▽≦)ノ
「ドッチかに見えるのは、Nの文字で有名なナクトドナルド。学生にも買いやすいように、リーズナブルな価格よね〜。我が社も、見習わないといけない!」
(ノ≧▽≦)ノ
-ドライブ終了!-
「翔太。今日のドライブは楽しかった?」
「最高だったよ〜(^.^)b」
「事故らなかった事が不思議だよ…( -_-)」