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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

縹緲(ひょうびょう)の調律師 ―耳の聴こえない俺、実は世界を構成する「波形」を視ていた― ~軍事国家の歌えない王女を救い出した瞬間、不協和音の戦場が真実の音(セカイ)に書き換わった~

作者:watawata
最新エピソード掲載日:2026/03/16
世界から「空気」が消え、万物が「音」で構成されるようになった時代。
 この空の下、沈黙は「死」であり、轟音は「生命」そのものだった。
 巨大な楽器を船体に冠した音響艦隊が空を焼き、人々の叫びが熱エネルギーとなる狂った戦場。
 その中心を、一艘の小さな小舟がゆく。
 乗っているのは、生まれつき耳の聴こえない少年――レゾ・デコード。
 音の洪水に晒されながらも眉ひとつ動かさない彼は、この世界で唯一、音を「聴く」のではなく、空間に刻まれた「波形(ソースコード)」を「視る」ことができた。
 数万の兵士が放つ死の合唱を、レゾは指先一つでデコード(解読)し、無害な静寂へと書き換えてしまう。
「……うるさいよ。そのノイズ(戦争)、僕が消してあげる」
 彼が目指すのは、敵国・シレンツィオの最奥に聳える『沈黙の塔』。
 そこには、歌えば周囲の生命を吸い取ってしまう呪い――フェルマータ(終止符)を宿すがゆえに幽閉された、孤独な王女・シエルがいた。
 耳の聴こえない調律師と、歌うことを禁じられた王女。
 二人の手が重なったとき、止まっていた彼女の時間(旋律)が動き出し、偽りの音に満ちた世界に「真実の色」が蘇る――。
 これは、孤独な少年がその指先で世界を書き換え、最強の「楽団(ギルド)」を築き上げていく
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