登場人物紹介 その2
今回はあかり達ブレッシング・ノーツと敵対する組織<ディスコード>の幹部達の紹介をしていきます。
その前に……、闇の組織<ディスコード>とは?
きらめく音楽と調和に満ちた平和な世界「ハルモニアランド」へと突如現れ、巨大なミュートジェムにより国中の音楽や幸せ・嬉しい・楽しいなどポジティブな感情を奪い去り、荒んだ世界へと塗り替えてしまった悪の組織。
今なお複数の次元を漂いながら調和を否定する<混沌の延音>を目指し、混乱と絶望に満ちた支配による「安らぎ」を得ようと活動を続けている。
◆フォルティシモ男爵
異名:爆音の指揮者
性格:自己陶酔型・大仰な言動が特徴。ギャグ寄りだが火力は高い。
武器:黒い指揮棒、レゲエホン
備考:爆音と混沌を愛する中年男性幹部。演出過多な登場やセリフ回しが目立つ。男爵本人の戦闘力自体は意外にも高く、油断してかかると痛い目にあうかも?失敗続きでもめげない図太さと妙な愛嬌がある。
何故男爵なのか、誰から叙爵されたのかは誰も知らない。 最近M字ハゲが進行しているのを気にしている。
◆ミーザリア
異名:静寂の歌姫
性格:クールで妖艶
武器:細身のマイク 魔法陣から呼び出すスピーカー
備考:舞台の上で頼れるのは己のみ。紡がれる独唱は聞く者全てをひれ伏させ、言葉も失わせる。スポットライトを浴び、ただ一人そこに居る彼女からは、誰も目を逸らす事を許さない。歌姫とは孤独なのではなく、孤高の存在なのだ。
しかし今の段階ではその実力を発揮する間もなく、黒い悪魔によるトラウマを抱えてしまっている。
今でも目を瞑るとこちらへ高速で迫りくる悪魔の姿が見えるとか見えないとか。
◆クレシド卿
異名:静謐の門番
性格:冷徹。一見紳士的だが得体が知れない
武器:ナイフ(音・魔力を吸い取る力あり)
備考:主にディスコードの転移門を守る存在。今は不在にしているグラーヴェの執事もしている。前線にはあまり出る事はないが情報収集や隠密行動に長けており、ミーザリアや男爵にも一目置かれている。
転移門のあるホールに趣味でバーカウンターを設置した事により、時々フォルティシモ男爵やミーザリアが飲みに訪れる事も。グラーヴェにどのカクテルを頼まれてもすぐに作れるようにひっそり練習を積んでいるらしい。
お気に入りのお酒は赤ワイン。
◆リタルダンド
異名:まどろむ遅き調べ
性格:無気力 狂気
武器:壊れた懐中時計
備考:重力と時間を操る。ふわふわと宙を浮かんで居眠りする事と甘いものが好き。会議中も興味がなければ基本寝ている。だが彼の放つ「テンポ・ラピデ」は、時間の流れすら狂わせる凶悪な力。幹部の中では一番幼く見えるが、真の実力は未知数。
ディスコードのリーダー、グラーヴェを兄さまと呼ぶが彼等の間に血縁はない。
◆グラーヴェ
異名:???
性格:???
武器:???
備考:今はまだその名が明かされているだけ。能力外見全てがまだ不明。
◆ワルイゾー
異名:なし
性格:個体による
武器:個体による
備考:ディスコード幹部達が持つ、ポジティブな感情や音楽を吸い取ったミュートジェムから生み出される怪物。現地で人々から奪うと奪った音楽と感情量で形状や個体の強さが変化する。
エンジェルが最初に戦ったメトロノーム型のワルイゾーはハルモニアランドで奪い集めてきた備蓄品から生み出された。
以上、大体のキャラクターイメージの挿絵と説明でした。
次回は本編に戻ります
それではお楽しみに~!




