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気が付けばニチアサ世界に紛れ込んだみたいです  作者: 濃厚圧縮珈琲
第一部 第二楽章 動き出す物語 
10/73

出会いのシンフォニー♪

挿絵(By みてみん)

ピピピッと規則正しく鳴り響くアラーム音、しかしそれを止めようとするベッドの主の挙動は恐ろしく遅い。


「う~………もう朝ぁ~………?」


ノロノロと腕を伸ばし、目覚まし時計のボタンをやっとの思いで止めると、まだ眠いと文句を言わんばかりに重い身体を起こし、大きく伸びをする。


「ん~~っ!起きたっ!」


カーテンを勢いよく開け、朝の眩しい光を身体全身で受け止める。うんうん!今日もいい天気!



パジャマを着替えて顔を洗い、跳ねた寝癖の髪を整えていつものようにハーフツインテールに結ぶ。準備が出来たらリビング、そのままキッチンへと進み冷蔵庫から牛乳をコップ1杯注ぎ、一気に飲み干す。


「ぷはぁ~!今日もおいしっ!」


朝食代わりのエネルギーバーを一本サクサクっと手早く食べ終えると、休日でまだ眠っているだろう両親を起こさないように静かに家を出て、春休みの日課のランニングへと繰り出す。



まずはゆっくり身体を温める程度のスピードで、次第に走るテンポを上げて無理のない早さをキープし続ける。

朝の澄んだ空気を切り裂くように、小さな足音がリズミカルに続いていく。


「はっ、はっ……うんうんっ!今日も絶好調にドレミってる!」


町の外れにある住宅街の坂を駆け下り、柚木あかりは軽やかにランニングを続けていた。朝の光がまだ淡く、街全体が静かに目を覚まし始める時間帯。軽やかに走るあかりのその表情は、眠気など微塵も感じさせず、むしろ楽しげに輝いたものだった。


走る道すがら、満開と少し葉の混ざった桜並木が続いていく。


「ここの桜………いつも綺麗だな~♪」


思わず口元が緩む。少し休憩も兼ねて桜の花びらが朝日を受けてきらめきながら舞う姿を見上げ、再び前を向くと、小さな白い犬を連れたおばあさんが歩いてくるのが見えた。


「おはようございまーす!」


「おはよう、あかりちゃん。今日も元気ねぇ」


犬もぴょこぴょこと前足を上げて、挨拶するように尻尾を振る。


「わんちゃんもおはよっ! ふふっ、いい子いい子~!」



桜並木を抜けて、川沿いの遊歩道へとコースを移すとあかりと同じようにランニングに励む人がチラホラと見えた。


「よーし、追い抜いちゃうぞ~!」


気合いを込めて少しハイペースで風を切って走る。もちろんそんなことをすれば限界も早めにやってくる為適度に休憩をはさんでおく。


木陰で息を整えていると、顔見知りの若い女性が後方から走ってくるのが見え、大きく手を振って声をかける。


「おはようございますっ!お姉さん!」


「おはよう! 今日も頑張ってるね!」


朝日に照らされた水面がキラキラと輝き、その光が町全体を優しく包み込んでいる。道端には季節の花が咲き、風に揺れる花弁があかりの髪にふわりと触れた。


「あっ、パン屋さん、もう焼き立てのいい匂い~!」


通りがかった商店街の角では、花屋のお姉さんが店頭の植木に水をやっていた。


「お姉さーん、おはようございます!」


「あっ、あかりちゃん! いつも早起き偉いわね」


「えへへっ、今日は空気もおいしいです~!」


町の人たちがいて、四季があって、みんなが優しいこの町。

――スミソラタウン。

柚木あかりが誰よりも好きな、自慢のふるさとだ。



商店街の角を曲がり、あかりは朝日に背中を押されるように自宅方面へとコースを変える。帰り道に選んだのは、町の北側に広がる小さな森。その中には、こぢんまりとした神社がぽつんと建っていて、朝のお参りついでに立ち寄るのが彼女の密かな習慣だった。


「うーん、今日も町は平和だね~」


息を整えながら森の入り口に差しかかったとき――。


ふと、視界の隅に“きらっ”と何かが光った。


「………ん?」


立ち止まり、目を凝らす。


鳥居の奥、神社の裏手の木立の中――朝の陽ざしとは違う、青白く淡い光がふわりと漂っては消えるのが見えた。


「……え? 今、光った……?」


好奇心が勝ったあかりは、ランニングの足を止めて、ゆっくりと森の中へと足を踏み入れた。朝の鳥のさえずりが風に乗って聞こえてくるが、森の奥はひんやりと静かで、どこか神秘的な空気が漂っている。


「誰か………いるの?」


声をかけても返事はなく、ただ木々の葉がさらさらと揺れる音だけが返ってくる。


その時、もう一度――。


「……っ!」


先ほどよりもはっきりと、青白い光が木漏れ日の中で明滅した。


あかりは思わず息を呑んだ。

そして、その光の正体を確かめるために、ゆっくりと奥へと歩を進めていくのだった――。





木立をかき分け、小道のない斜面を少し登ったその先――


そこには、小さな空き地のように開けた場所があった。朝日が斜めに差し込み、草の上に露が光っている。


そして、その真ん中に……

ぽつんと、丸くてふわふわした、青と白の物体が転がっていた。


「…………なに、あれ?」


あかりは慎重に歩を進める。最初は風船か何かかと思ったが、近づくにつれて、まるでぬいぐるみのような、でもどこか生き物のような……不思議な存在であることが分かった。


つるんとした身体に、小さな羽。丸い目は閉じられたままで、胸元にはちょこんと、ボタンのような形をした模様が見える。


「……鳥さん、なの……?」


恐る恐る指先でつついてみる。動かない。でも、ほんのかすかに、小さな呼吸のような動きが感じられた。


「よかった……生きてる……!」


あかりはほっと息をつき、しゃがみこんでその子をそっと両手で抱き上げた。


「いったい……どこから来たの?」


羽の端は焦げたように薄汚れていて乱れている。どこかで何かに巻き込まれたのだろうか。

もしかしたら関わったら大変な事になるのかもしれない、それでもあかりには自分の手の中にある、小さな命を見捨てる事は出来なかった。


「とにかく……このままじゃ寒いよね。……うち、来る?」


誰かに伝えられたわけでもない。何かを期待されているわけでもない。

でもあかりの心はもう決まっていた。


この子を、守らなきゃ。


「わわ、この子ふわふわだ~。あったかいかも!」


そっと胸に抱え直し、森を後にする。

彼女の腕の中、気を失った謎の小鳥は小さくぴくりと、羽を揺らした。






—————————————————————————————————————





「ただいま~!」


玄関のドアを開けると、出発時には消したままだった廊下の電気が点いている、両親が起きているみたいだ。


「お帰りなさーい、今日も偉いわね!………あら?」

リビングのドアが開き、あかりの母菜月がランニングから帰ってきたあかりを出迎えるも、すぐにあかりの胸の中の小鳥に気付いた。


「その子、どうしたの?」


あかりは小鳥をそっと抱きかかえ直して、少し不安そうに答える。


「……ママ、この子ケガしてるの……!空から落ちてきて……きっと高いところからだったんだと思う……」


菜月はじっと小鳥を見て、目に見える出血や骨折等がない事を確認すると、すぐにふわっと優しく微笑んだ。


「そっか……じゃあ、まずはタオル持ってきてあげましょ。冷たいお水も少しね」


あかりの目がぱっと明るくなる。


「じゃあ、飼ってもいい? ちゃんとお世話するからっ!」


菜月は少しだけ困ったように笑って、頭をかしげる。


「そうねぇ………飼うかどうかはパパにも聞いてからだけど、とりあえずは保護ってことで。ケガが治るまで、ね?」

「うんっ!ありがとうママっ!」


あかりは母と一緒に、リビングのテーブルの上にタオルをふんわりと敷く。

その上に小鳥をそっと寝かせると、小さな羽がかすかに動いた。


「うぅ……やっぱり、苦しそう……」

あかりはお水を少しだけ浸したガーゼで、小鳥の頭や羽の付け根をそっと拭っていく。


「でも、ケガっていうより……疲れてるだけなのかな……?」


菜月はあかりの横で、応急処置用の小さな箱から綿棒や小瓶を出しながら頷いた。


「うん、目立った外傷はないみたい。でも………こんなにぐったりしてるってことは、よっぽど遠くから来たのかもね」


小鳥はときどき「ぴぴ……」と小さな鳴き声を漏らすが、しっかり意識はある様子。


あかりはガーゼを持つ手を止めて、顔をぐっと近づけた。


「………大丈夫だよ、今はもう安全だから。私がちゃんと守るからねっ」


すると、小鳥のまぶたがゆっくりと持ち上がり、あかりの姿をじっと見つめる。


「ぴ……ぴぃ……♪」


その声は小さくかすれていたけれど、不思議と音符がきらめくような、あたたかい響きがあった。


あかりは微笑んで、小さなタオルをもう一度かけ直してあげた。


小鳥の手当てが一先ず終わり、あかり達が一息ついたその時。


「…………ふぁあ~。おや、なにやらリビングが賑やかじゃないか?」


リビングの引き戸がガラリと開き、寝ぐせ頭のままのお父さん、陽太が新聞を小脇に抱えて顔を出す。


「おはようパパ!今日は早いね!」


「んん~、なんか変な夢で目が覚めちゃって………って、あれ?そのテーブルにいるのは………新しいぬいぐるみか?」


「ぬいぐるみじゃないよっ! この子、朝のランニングの時に見つけたんだよ。怪我してて………」


陽太は少し眉をひそめて近づくと、小鳥をまじまじと見つめた。


「……ふむ。見たことない鳥だね、色もきれいだし。でもなんか……ほら、音楽の記号っぽい模様をしているし、ただの小鳥じゃないな?」


「でしょ!? しかも、すごくお利口さんな感じがするの。絶対、普通の鳥じゃないよ!」


陽太は腕を組んで唸るふりをしてから、おどけたように笑った。


「まあ、ママがOK出したなら………ケガが治るまで保護ってことでいいんじゃないかな。せっかくだしこの子の名前、考えてみたら?」


陽太に言われ、あかりは改めてテーブルの上で眠る小鳥をじっと見つめ、出会った時の事を思い出す。


「う~ん……そういえば、まだ全然考えてなかったや。なんか……遥か遠い空の向こうから来たって感じがしたから……」

「なるほど、じゃあ………ソラシー、とか?」


「あ、何かそれっぽい名前!パパの案を採用しますっ!」



あかりはまだ眠る小鳥………ソラシーを起こさないようにそっとふわふわの羽を撫で、小声で「よろしくね、ソラシー」と呟いた。






ソラシーの保護が決まり、物置や押し入れを探して鳥用の餌箱や水差しになりそうな物を探すが見つからず、あかりが責任を持ってペットショップへと買いに行く事となった。

スマホで検索するとショッピングモールに大きなお店が入っているらしく、そこなら間違いないだろうと行先を決めた。


「そういえばあかり、明後日から学校だけど準備は大丈夫??」

玄関まで見送りに来てくれた菜月がふと思い出したようにあかりへと問いかけた。


「え~っと………うん!大丈夫!!全部終わっているはず!」


「なら一安心ね、じゃあ気を付けて行ってらっしゃい!」

「うん!いってきまーすっ!」


あかりはドアを大きく開けると元気よく外へと飛び出し、ドアが閉まる寸前まで菜月へと手を振りながらショッピングモールへと歩を向けた。




歩き続けていくと川沿いの桜並木へと差し掛かる。本来なら川を渡る必要はないが、橋を渡った対岸の桜の方が何となくあかりは好きでちょっと遠回りをしつつも桜を楽しみつつ歩き続ける。

一部の桜はピンクの花よりも緑の葉の割合の方が多く、もうそろそろこの春らしい景色も終わってしまうとちょっぴり残念に思うが、もう少しすればツツジが綺麗に咲くスポットの公園を知っている。

朝のランニングの楽しみはまだまだ尽きないのだ。


「ん~!ここもいっつも良いコーヒーの匂いがしてて気になってるんだよねー……」


桜並木の道の近くにある素敵な雰囲気の喫茶店を眺めながら通り過ぎ、少し歩いた後に向こう側に図書館が見えてくると、つい数日前に出会った謎の女の子………アリサの事をふと思い出した。


あの子………大丈夫かな?また何か悩んでないかな………友達って言ってくれてとっても嬉しかったし、また会えたらもっとお話したいな!


ひらひらと散る桜の花びらがあかりの頬を撫でて服の胸元へと落ちる。服に引っ掛かった花びらを拾いながら、静かに空を見上げてどこかにいるアリサへと想いを馳せた。



─────────────────────────────────────


「………クシュッ」


くしゃみ………か。おかしいな、店内に鼻腔を刺激する異物もないのに………。


「あれ、アリサ大丈夫??」


「………はい、問題ありません」


念の為ナノマシンの治療機能を使うも異常なし、不思議な現象に首を傾げるアリサだった。



─────────────────────────────────────



しばらく歩き、目的のショッピングモールへと到着する。入口の自動ドアを通り過ぎてすぐの広いスペースには赤いコーンと黄と黒のバーで立ち入れないように囲われた床があり、すぐ横を通りながらその床部分へと目を見遣ると蜘蛛の巣状に固い床がひび割れていた。誰かが昨日にでも何か重い物を落としてしまったのだろうか?


特にそれ以上は気を留めずにそのまま1階フロアにあるペットショップへと入っていった。



「えーっと、トリトリ………ここだ!」


犬猫コーナーに比べると少し売り場の規模が小さいがしっかりと複数棚に各鳥の大きさに応じたゲージやエサ等がぎっしりと並べられている。普段は人気の犬や猫がいる場所を眺めているあかりにとって、ちゃんと鳥コーナーを見るのは初めてだった。



「ふむふむ………大型のオウムはこのサイズで、小型のインコ文鳥はこのサイズ……と。…………あ」


今更だけどソラシーって何の鳥だろ………?綺麗な青と白だしインコ………じゃないよね、あれよりちょっと大きいし。

朝にソラシーを拾って家に帰るまでの間の抱っこしていた時の感覚を思い出し何となく大きさを測るも正しいのか判断が難しかった。


あかりは一旦考える事をやめ、すかさずスマホで菜月へと電話を掛けた。


「ねぇママ、ソラシーって大きさどれくらい??」


『え?そうねぇ…………頭から尾羽までだと25センチくらいかしら?』


「ふむふむ、そのサイズだと~………。うっ、お値段は可愛くないよぉ」


菜月へと金額を伝えるが予想していたより0が一個多いと二人して悩み、一旦ちゃんとしたケージは見送り、段ボールを使う保留案に決めた。



「ふぅ………、じゃあ後はソラシーの食べられそうなご飯と水差しだけ買っていくね!」


『うん、気を付けてね!………そうだ、さっきパパが新聞で見つけたらしいけど、そこのショッピングモールで事件があったみたいよ!』


「えっ!!どんな!?」


『ナイフを持ったひったくり犯が暴れていたって。すぐに捕まったらしいから良かったけど、あかりも不審な人を見かけたらすぐに逃げるのよ?』


まさかさっきのひび割れって………。


サーっとあかりの顔から血の気が引く。


「う、うん………買ったらすぐに帰る。じゃあ切るね!」


そこからは手早く必要なものをかごに次々入れてレジへと走った。






─────────────────────────────────────





結局、ソラシーは途中何度か小さく鳴く事はあっても完全に意識を取り戻すことはなく、時は既に夜になっていた。

リビングで寝かせていたソラシーは、柔らかいクッションとタオルを入れた大きめの段ボール箱へと移し、寒くないようにあかりお手製の毛布を掛け、夕食後はあかりの部屋で様子を見る事になった。



もう既に夜は更け、そろそろ寝る時間になってもあかりは部屋の電気を落とし勉強机に置いてある電気スタンドの灯りだけ点けてソラシーの様子を見守りながら椅子に座っていた。


夜の涼しい風がカーテンをふわりと揺らし、月明かりがソラシーを照らした。

その僅かな月光に反応するかのように、クッションの上で丸まっていたソラシーが、ふとまぶたを開けた。


「……ぴ、ぴぃ……?」


「あ、起きた? おはようソラシー」

あかりは微笑みながら、そっとソラシーのいる箱の近くに座り直してそのふわふわした背中を撫でる。


ソラシーは羽をふるふるっと震わせてから、背中を撫でるあかりの手のひらを、次にその瞳をじっと見つめた。


その目には、眠っている時のただの小鳥とは少し違う、どこか………人間に近いような理性の光が宿っていた。


「……きみの名前、気に入ってくれてるといいんだけど」


「ソラ……シー……」


「!?」


ほんの、かすれるような声だったけど——確かに、名前を呼んだ。


「えっ、今………しゃべった!?」


あかりが驚いてソラシーの顔を覗き込むと、ソラシーはくるんと首を傾けてから、小さく頷くように羽を動かした。


「しゃ、喋れるんだ………やっぱり、きみ、ただの小鳥じゃないんだよね……?」


ソラシーはしばらく黙っていたが、やがて、ぽつりぽつりとつぶやくように話し始めた。


「………せかいが………みんながピンチソラ………」


「せかい……?」


「おんぷが………悲しんでる………。ソラシーの世界に………突然まっくろな人達がきて………全部壊していったソラ…………。」


あかりは一瞬だけ言葉を失ったが、すぐに「よくわかんないけど………でも」と、手を伸ばしてソラシーの頭を撫でた。


「きみが困ってるってことなら、私……ソラシーの力になりたい!」


「……ぴぃ……?」


「ふふっ、元気出して! ドレミっていこう! これは私なりの、おまじない!」


その時だった。

ソラシーの身体のまわりに、小さな音符の粒のような光が、ふわ……っと瞬いた。


「ソラシー……?」


「……ありがと、素敵なおと………。名前………何………ソラ?」


「私は柚木あかり!よろしくね、ソラシー!」


「………ソラ!」


二人の出会いは、まだ静かな夜のひとときの中。

だけどそれは、やがて世界を変える。不思議な小鳥と交わした約束は、まだ誰も知らない大きな旋律の、最初の一音だった。


その後のあかりとソラシーでの取り決め


「ソラシー、私以外にはしゃべっちゃだめだよ?」

「ピィ………なんでソラ?」

「珍しい鳥って事でこわーい白衣のおじさんたちが捕まえに来て一生研究所暮らしになるかも………」

「ピィッ!?」







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ニチアサっぽいの始まった!まだぽいとしか言えないので読み進めていきます!
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