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生意気な彼

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

イキがる癖に、メンタル弱くてすぐ泣いちゃう子、可愛いんですよね。

○○フォイみたいで、憎めない。

研究室に配属された時の彼の第一声。

「はぁ〜? もっと可愛い子が良かった。モチベ上がらんわ」

「おい、失礼だろ」

この研究室に、女子は私一人。つまり私に投げ掛けられた言葉であると理解した。

小生意気な子だった。それこそ高校生の若気の至りを大学生に至るまで、引き摺っているような子だった。その青臭さと、生意気さが、どうにも可愛くて笑ってしまった事を覚えている。

「そう。ごめんなさいね。この階に、貴方のお眼鏡に適う子が居ると良いね」


初対面でそうふっかけられたが、ぶつくさ文句は言いながらも、研究は真面目にやってくれた。時間内にはちゃんと来るし、お願いした事もちゃんとやる。ただ隙間時間や空き時間を見つけると、私を置いて女の子を口説きに行っていた。

何故それが分かるのかと言えば、彼が実験の最中に事細かに教えてくれたから。楽しそうに話す時もあれば、頬に椛を付けて半泣きで帰ってくる事もあった。

―一年の○○ちゃんって子がちょー可愛くてぇ。ナンパしたー。

――声掛けようとしたら、平手打ちされたー。まだ何も声掛けてねーのに。女の敵だって。

その事を『そうなのね』『貴方らしいね』『ナンパ過ぎるからね』なんて返しながら、黙って聞いていた。

物凄く軟派で、小生意気で、面と向かって傷付ける様な事を言う。けれどもやらなきゃいけない事は真面目だったり、自分に正直過ぎる故の性格だから、嘘は言わない。そしてその上で制裁を受けて、泣いてしまう程精神が脆いから。

だからある時、コロコロと笑いながら、思わず指摘した。

「結構繊細だよね。なんて言うか、暴言吐かれたり、平手打ちされたりして泣いちゃうぐらい」

それが君の良いところかも知れない。

「う……自覚してる……」

「まぁ、性格や強さを変えるのは難しいから、君の事を適度に甘やかしながら、手綱を握れる人が良いんじゃない?」

そうなったらまた、この実験室で話してくれるだろうか。半泣きになりながら、『女の敵って言われた〜』と愚痴を言いながら。

そんな淡い未来を期待している自分がいる。そんな彼はきっと可愛いだろうから。

憎めないキャラに共通するのって、

生意気は言う。けども手酷いしっぺ返しを食らう。それで半泣きで逃げちゃう。

という事にあると思います。

だから周りが真っ当な程に、際立つキャラ。

あと本人の、『根っこの善性』を描写してあげるともっと良い。


○○フォイしかり、ゴルド○○所長しかり、○○秋○しかり。

生意気言います。でも大抵しっぺ返し食らいます。それでぶつくさ文句は言いながらも『それはそう』と受け入れる素直さがある気がします。


彼も初っ端失礼な事言ってます。

高校生の小生意気さをそのまま引きずった様な。

とある通り、若干子供っぽいんです。


子供が『えー可愛くない!!』って言っても『まぁ子供の感性だから、嘘言えないんだろうな』で済まされるのも似ているかも知れません。

そしてそれ故に、周りの女子達から平手打ちを噛まされてます。

半泣きで帰ってきます。


女の子に殴られて泣いちゃう男の人、どれぐらいいるんだろう。あんまり居なさそう。

でも私の中では女性より男性の方が強いと思ってるので、自分より立場の弱い人間に一発噛まされるのはやっぱり可愛い。


彼女もその様を見て、面白がって見ていそう。内心結構なドSっぽいから、

『(自分より弱い)女の子に泣かされちゃったの〜?』

とか思ってそう。


そういう話を待ってます。

※かなり必死なお願い。そういうの好きなんです。可愛い生き物は何人居たって良いから!! お願いだから!!

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