37 新しい仲間
妖精の女王様が突然臨時拠点の木の小屋に現れ、妖精姫サクラリアは精霊さんのお友達のために、今後私たちと共に行動することが決められた。
『セリーナよ、妾はお礼とお詫びを持ってきた。受け取ってくれ。』
「いいえ、お話した通り、私がフェアリーイーターを狩ったのは自分のためなのです。お礼なんて……。」
『いや、昨晩ほかの妖精たちがこの家に集まったせいで、フェアリーイーターもここに引き寄せられた。蜜も食べられて、迷惑をかけたのは事実。お詫びとして受け取ってくれ。』
妖精騎士の隊長が持参した大きな包みを開くと、そこには私が狩ってきたものよりもずっと綺麗で大きな無垢晶が山のように入っていた。
『昨晩そなたが言っていたな。無垢晶を探していると。これで足りるか?』
「こ、これは……!本当にいただいてよろしいのでしょうか?」
『よい。無垢晶は国の泉を浄化すると自然に生まれる結晶。欲しければいくらでも持ってよい。』
「そうですか……ありがとうございます。でも、フェアリーイーターの体内にも無垢晶があるのですね。」
『あやつらも森の泉の水を飲むゆえ、体内に結晶が宿るのだ。』
「なるほど……ではありがたくいただきます。」
『ふむ……ではお詫びは済んだ。次は礼だ。欲しいものはあるか?』
「いえいえ、これだけでもう十分です。」
『いや、昨晩そなたがティンクルドロップを妾に渡した以上、礼を返さねばならぬ。欲するものはあるか?』
「えっと……この拠点は七日しか持たないのです。精霊さんから“地脈の根”を使えば延長できると聞きましたが、使い方が分からなくて……教えていただけますか?」
『なるほど……。』
女王様は地脈の根を手に取り、部屋を飛び回った後、テーブルへ戻った。
『すまぬ、妾も地脈の根そのものの細かな使い方は知らぬ。ただ、同じ効果を得るには、この家を地脈と繋げればよい。』
「え?地脈と繋げるなんて……そんな大掛かりで大丈夫ですか?」
『よい。ここは妾の国、この程度は余裕だ。サクラリア、こちらへ来なさい。教えてやろう。』
『かしこまりました、お母様。』
女王様とサクラリアは部屋の中央に舞い降り、目を閉じて手を取り合った。
足元から白い光が広がり、家全体を包み込むほどの魔法陣が展開する。光はただの輝きではなく、大地の鼓動と重なり合い、森そのものが息づいているように感じられた。壁や天井には淡い紋様が浮かび上がり、木の小屋は一瞬だけ森と一体化したように見える。
やがて光はゆるやかに沈み、床へと溶けていった。術が解けると、二人は何事もなかったかのように静かにテーブルへ腰を下ろした。
「えっと、女王様……もしかして……。」
『ええ、この家を地脈と繋げた。これでこの家は消えぬ。森の根が支える限り、そなたたちの小屋は揺るがぬ。』
「こんな簡単に……は、ははっ。」
『気にするな。妾はただ、そなたたちがいつでも戻れるように、この家を残したのだ。いやか?』
「大変、感謝いたします!」
私はすぐに女王様の前に跪いた。
『さて、礼の件はどうだ?』
「いえ、この家だけで十分です。本当にありがとうございます。」
『欲がないのう。では礼は残しておこう。欲しいものが思いついたら、いつでも申すがよい。』
「わ、わかりました。」
女王様は精霊さんとも話すため、この家に残ることになった。メイド数名と妖精騎士隊長を残し、他の妖精たちは城へ戻っていった。サクラリアは女王様の膝の上で眠ってしまった。どうやら先ほどの魔法で大きく魔力を消耗したらしい。
昨晩、私と精霊さんのことを女王様に少し話したせいか、女王様は続けて私たちのことを聞きたいと仰った。そこで、精霊さんが来るまでの間、私は先週の借金返済のことや、ヤーク商人に狙われたこと、そして首飾りを作るためにこの森へ来た理由を語った。気づけばもう午後四時。精霊さんはまだ姿を見せない。
『なるほど、その悪い商人に狙われているのか。人間はやはり変わらぬものだな。だから無垢晶を探して、異常状態を防ぐ首飾りを作ろうとしているのだな。』
「はい。体は私のものですが、実際に刺されたのは精霊さんで……私はあの時の感覚がないのです。」
『そっか………その後は父君に会いに行くのか?』
「いいえ。精霊さんは迷宮都市へ行き、〈不死鳥の紋章〉を手に入れる予定です。」
『〈不死鳥の紋章〉?』
「聞いた話では、毎日一度だけ死から復活できるらしいですが……本当かどうかは分かりません。」
『ふむ……精霊殿は心配性だな。ふふっ。』
「はい。でもそれも私のためですから。だから私も足を引っ張らないように、暇な時は魔法の練習をしています。」
『そうか。分からぬことがあれば妾に聞け。魔法のことを教えてやろう。』
「そんな……私は別にそのために話したわけでは……。」
『よい。妾の気まぐれだ。エルフ以外の人間と話すのは何百年ぶりだ。妾の暇つぶしと思えばよい。そうだな、時々ティンクルドロップを持ってきてくれれば嬉しいが。』
「あ、ありがとうございます。今度またティンクルドロップを持って伺います。」
その直後、私は自分の体を動かせなくなった。
「こんにちは、セリーナ。……え?女王様?ここは……」
『やっと来たな、精霊殿。』
「こ、こんにちは。女王様。」
セリーナ:やっと来ました、こんにちは、精霊さん。
「ごめんなさい、お待たせしました。」
セリーナ:いえいえ、精霊さんもお仕事お疲れ様。
精霊さんは周囲を見回し、ここが小屋であることを確認した。
『精霊殿、タピオカのことはすでにセリーナとサクラリアに話してある。彼女もすぐに来るだろう?』
「はい。本来は自分が先にセリーナたちへ説明してから呼ぶつもりでした。ご説明ありがとうございます。」
セリーナ:その“タピオカ”さんは精霊さんのお友達ですよね。
「ええ。すぐに呼びますので、少々お待ちください。」
そう言って精霊さんは帰還のボタンを押し、そのまま精霊界へ戻っていった。
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俺は一度リアルに戻り、メッセージアプリでタピオカに連絡を入れると、再びセレアグの世界へログインした。
「ただいま戻りました、女王様、セリーナ。」
セリーナ:お帰りなさい。
『フム、タピオカが来るなら、この子も起こしておこう。』
目の前のテーブルに座ってた女王様は、その膝の上で眠っていた妖精姫サクラリアを優しく揺り起こした。
『ふわぁ……お母様?あら、わたくし寝てしまいましたの?』
『構わぬ。魔力を使い過ぎたのだ。暇な時は魔力操作を練習しなさい。それと、先ほど話していた精霊殿の友人がそろそろ来る。挨拶の準備をしておきなさい。』
『わかりましたわ。お母様。』
その直後、サクラリアの雰囲気が変わった。俺のチャット欄に通知が走る。
【午後のタピオカがログインしました。】
サクラリア:あら、体が動きません。
セリーナ:えっと、午後のタピオカさん?こんにちは。
女王様の横にいたサクラリアがゆっくりと立ち上がり、社会人のように丁寧に頭を下げて自己紹介を始めた。
『こんにちは。女王様、サクラリア様、セリーナ。はじめまして。どうぞ私のことはタピオカと呼んでください。』
サクラリア:あらまあ、あなたがそのタピオカ様ですね。ごきげんよう。
セリーナ:タピオカさんですね、よろしくお願いします。
セリーナ:あ、タピオカさんが私の言葉を伝えてくださるのでしょうか。
『はい、サクラリアとセリーナの言葉はちゃんと見えています。』
サクラリア:その左下のこれですね。まぁ~話したものがすぐ文字で出てきますわ。
サクラリア:お母様、見てください。
セリーナ:サクラリア、ここでの会話は私たちしか見えないのです。女王様には見えません。
サクラリア:あら、残念。
……どうやらサクラリアは、自分の体が使われていることに拒絶感はないらしい。生まれたばかりだからか?
女王様が咳払いをして、場の空気を引き締めた。
『コホン。サクラリア、セリーナ、そなたたちは妾の声が聞こえるか?』
俺は彼女たちの代わりに答える。
「はい、聞こえています。ただ、彼女たちの声はワタシたちしか見えませんので、そのままお話しくださって大丈夫です。」
『わかった。ではまずサクラリア、そなたはセリーナと共に旅に出なさい。タピオカはそなたがいなければここに来られぬ。外を見て、学び、磨き、そして旅が終わる時は必ず無事に妾の元へ戻るのだ。』
サクラリア:わかりました、お任せください!お母様!
タピオカが代弁する。
『彼女は「わかりました、お任せください」と答えました、女王様。』
『フム……では、それを持ってきなさい。』
女王様はメイドに指示を出し、包の中から小さな水晶玉のようなものを取り出してタピオカに渡した。
『女王様、これは何でしょうか?』
『これは妾が昔、人間の友と共に旅をした時の装備だ。サクラリア、タピオカ、この玉を持ち念じれば、装備を着替えることができる。必ずそなたたちの助けになるだろう。』
『ありがとうございます。』
タピオカが水晶玉を手にすると、それは淡い光を放ちながら溶けるようにサクラリアの体へと吸い込まれていった。彼女は一瞬目を見開き、試すように小さく呟いた。
『……変…身?』
その言葉と同時に、澄んだ鐘の音のような響きが広がり、彼女の周囲に淡い光が舞い上がった。空気が震え、白銀の魔法陣が足元に浮かび上がり、桜の花びらのような光が宙を舞う。
元のドレスは光に溶け、粒子となって彼女の身体を包み込む。長い髪がふわりと揺れ、頭には大きな赤いリボンが現れる。胸元には月の紋章が浮かび上がり、淡い輝きを放った。
ピンクと白のフリル短いスカートが舞うように重なり、白いニーソックス、リボンと星の飾りが次々と形を成す。靴は光から形を取り、かかとに小さな星が瞬いた。最後に、星型の杖が手元に現れ、タピオカは片足を跳ね上げ、杖を胸の前でクロスさせる。散りゆく光は星屑のように宙を舞い、決めポーズを完成させた。
その姿は、まるでアニメから現れた魔法少女のようだった!!
パチパチパチ。
俺だけでなく、周囲の妖精メイドたちも思わず拍手していた。女王様は感動したように静かに頷いている。
「おお!お見事です、タピオカくん。その決めポーズ……例のモーションでしょうか?」
サクラリア:このドレスかわいい!お母様、ありがとうございます!
サクラリア:これでわたくしはあと十年は戦えますわ!
セリーナ:お~!かわいい!サクラリア、かわいいわ!
『………』
タピオカは黙ったままだった。……わかる。俺たち同年代だから、きっとタピオカも三十代。ゲームなら笑って済ませられるが、この世界はほぼリアルだ。その格好は正直、超~~恥ずかしいだろう。だが、女王様の前で動じるわけにはいかない。
『タピオカよ、このドレスを纏えば“月”魔法を使える。必ずセリーナたちの役に立つだろう。サクラリア、生まれたばかりのあなたは、セリーナと精霊たちの言葉をちゃんと聞きなさい。』
サクラリア:かしこまりました、お母様。
セリーナ:よろしくお願いします、サクラリア。
サクラリア:うん、よろしくお願いしますわ、セリーナ。
『月属性魔法?!』
「月属性魔法?!」
セリーナとサクラリアはチャット欄で普通に会話していたが、俺とタピオカくんは月属性魔法の存在に驚いていた。互いに目を合わせる。……そう、セレアグの世界で月属性魔法なんて聞いたことがない。
『それと、これを常時付けておけ。』
女王様は妖精用の小さな腕輪をタピオカに渡した。
『これは?』
『サクラリア、タピオカ。そなたたちが外の世界に出れば、強欲な人間に捕らえられる危険がある。この腕輪は昨晩妾が作った<妖精結界の腕輪>。この森の結界と同じく、人間には妖精の姿が見えず、触れることもできない。必ず付けておきなさい。』
ありがたい……。今日はこの件について女王様に相談するつもりだった。まさか既に用意してくれていたとは。
『それと……いつでも転送で戻れるなら、時々顔を見せてくれ。』
『わかりました、ありがとうございます、女王様。……サクラリアも「ありがとうございます」と申しておりました。』
『そうか……では、妾ができることはもうない。失礼するぞ。』
女王様は中身がタピオカであることを気にせず、サクラリアを抱きしめた。そして手を離すと、そのまま去ろうとした。
俺は慌てて声をかけた。
「あ、少々お待ちください!女王様!」
『……何でしょう、精霊殿。』
タピオカと眼で合図を交わす。昨晩、彼女は「女王様の未来を変えたい」と強く語っていた。その想いを受け止めながら、俺はメニューを操作し、昨晩製作した装備を取り出した。
SR 聖護の首飾り
ー異常状態をすべて防ぐることができる。
取り出した〈聖護の首飾り〉の中央には澄みきった透明の宝石が嵌め込まれ、光を受けるたびに淡く輝く。その周囲には七色の小さな宝石が円を描くように配置されている。台座には肉眼では判別しづらいほど微細な魔法文字が刻まれていた。全体の造形は控えめで華美ではないが、手に取ると確かな力と静かな気品が感じられる。
どうしてこんな万能な装備がSRなのか?――実はそれほど珍しいものではない。普通、ボス戦では初見以外なら必ずメタ対策を用意する。このゲームのUR装備には毒や暗黒無効、攻撃力ダウン無効など複合効果が含まれている。
だから異常状態やデバフ対策のために、貴重な装備枠をこの首飾りに使うのは勿体ない。立ち位置としては初心者用だ。簡単に作れるのもその理由だ。ちなみに完凸効果も「防いだ異常状態に対する属性耐性が一時的に上がる」程度。
俺は首飾りを女王様の前に置き、タピオカと目で合図を交わした。彼女も静かに頷き、女王様へ言葉を紡ぐ。
『女王様、貴方様は私達の仲間のご家族です。この装備が妖精に使えるかは分かりませんが、この首飾りをお受け取りください。きっと……“未来”では貴方様の役に立つはずです。』
タピオカが「未来」という言葉を口にした瞬間、女王様の表情は真剣さを帯びた。
『……“未来を導き手”たちよ。そなたたちが未来に何かを知っているのかは問わぬ。しかし、その行動は本当に良いのか?世界の運命を変えるかもしれぬぞ。』
まさかの返答。女王様は俺達が未来を知っていることを見抜いているようだった。だが、今さら隠すことでもない。俺は正直に答えた。
「女王様、ワタシはすでにセリーナの運命を変えました。未来を知っていても、それが必ず起きるかは分かりません。ただ、仲間のご家族はワタシ達にとっても大事な人です。もし貴方様に何かあれば、サクラリアは悲しむのです。」
女王様は意外そうに目を細め、タピオカの方を見てから俺へ返す。
『そっか……そういうことか。妾は国民以外に家族を持つというのが、こんな気持ちなのか……。“あの子”の気持ちを、やっと分かった気がする。ふふっ。』
俺達が首を傾げると、女王様は軽く説明した。
『あ~すまぬ。“あの子”とは妾の大昔の人間の仲間だ。妾ら妖精は自然に生まれる存在、子を産むことはない。だから当時、子供を産んだ人間の仲間は、その子供を寂しくさせぬために冒険をやめた。あの時の妾にはその感情が理解できなかった。だが今なら……少し分かる気がする。……しかし、この首飾りはいささか大きいな。』
女王様が首飾りに触れると、サイズは瞬時に彼女に合うよう調整された。やはりゲーム仕様だ。だがこれで女王様は常時装備できる。
『ほぅ……わかった。“普通”の装飾品として受け入れよう。未来を導き手……いや、別世界の精霊たちよ、そなたたちの気持ちに感謝する。』
珍しく女王様は柔らかな笑みを浮かべ、メイドに首飾りを付けさせた。そして妖精メイドと騎士を伴い、小屋を後にして森へ帰っていった。
俺達は見送りを終え、小屋に戻る。チャット欄では、まだ興奮気味の二人が質問を投げかけてきた。
セリーナ:精霊さん、タピオカさんも、説明お願いできますか?
サクラリア:そうだわ、あの首飾りは何だったのでしょうか?
俺はまずセリーナに説明する。
「セリーナ、サクラリア。それは異常状態をすべて防げる装備です。女王様はサクラリアのご家族でしょう。だから無事を願って渡しただけです。」
セリーナ:もしかして、女王様の未来に何かあった…ですか?
サクラリア:うそ……お母様が?
心配させないように、タピオカがすぐ答える。
『いいえ、大丈夫です。私達は本当に、あなたのお母様をいつでも元気でいてほしいから贈っただけです。』
サクラリア:そう……ありがとうございます、タピオカ様、精霊様。
すると今度はセリーナから質問攻め。
セリーナ:でも、精霊さん。その首飾りは、私が集めていた無垢晶を使って作ったのですか?
「あ、ごめん!先に相談しておけばよかったね。」
セリーナ:いいえ、構いません。女王様から沢山の無垢晶を頂きましたし、まだ作れるでしょう?
俺は横に積まれた無垢晶を見て答える。
「ええ、もちろんです。セリーナのおかげで、ドロップ率の低い無垢晶もこんなに集まりました。女王様とのご縁も繋がり、サクラリアという頼もしい仲間も来てくれました。これでワタシがいない時も、一人で寂しい思いをせずに済みます。……本当に良かったです。」
サクラリア:あらまあ~セリーナ!もしかして寂しいの?
セリーナ:い、いいえ!ただ急に仕事がなくて、暇だなぁと思っただけです。
『へぇ~とうふ……精霊くんは優しいんだね。』
「タピオカくん、ワタシはいつも優しいんですよ。もっと褒めてくださってもいいです。」
セリーナ:精霊さんとタピオカさんは仲良しですね。
「そうですね。タピオカくんとはもう十年以上の付き合いです。セリーナも、きっとすぐに仲良くなれると思いますよ。」
『もちろんよ!セリーナちゃんはこんなに可愛いもの!』
タピオカはそう言って、セリーナにすりすりと頬を寄せた。……中身が俺だということを完全に忘れているらしい。
セリーナ:は、はあ……。
「タピオカくん、まだ魔法少女の姿のままだけど……大丈夫?」
『なっ!見るな!……えっと、戻れと思えば戻れるのか?』
タピオカが念じると、魔法少女装備は光となって消え、元のピンク色のドレスへ戻った。
その時、新しい仲間サクラリアが口を挟む。
サクラリア:あの~わたくしにも説明させていただきたいのですわ。
サクラリア:目に見えるこの画面は何ですか?
サクラリア:わたくしは一体……何をすればいいのでしょう?
「あ。」
『お。』
どうやら……夕飯まで、この会議は続くことになりそうだ。




